2019-2020年アジアン・ル・マン・シリーズ第3戦は2月15日、マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで決勝レースが行われ、サンダーヘッド・カーリン・レーシングのジャック・マンチェスター/ハリー・ティンクネル/ベン・バーニコート組45号車ダラーラが優勝。GTクラスでは、JLOCの元嶋佑弥/柴田優作/小暮卓史組88号車ランボルギーニ・ウラカンGT3がシリーズ初優勝を飾った。
全4戦で争われる2019-2020年アジアン・ル・マン・シリーズは、このセパンから後半戦。2月14日にフリープラクティスが行われ、2月15日に予選と4時間の決勝レースが行われるスケジュールとなっていた。
王者キャシディのスーパーフォーミュラ参戦が“未定”に。聞こえてくるF1チームとの交渉話
予選でポールポジションを獲得したのは、今回柳田真孝とニック・キャシディが加わり、ダニエル・ガントとトリオを組んだユーラシア・モータースポーツの1号車リジェ。キャシディが1分53秒094というタイムをマークし、スーパーフォーミュラ王者の実力をみせつけた。2番手には、1戦スキップしたK2 UCHINO RACINGの黒澤治樹/ショーン・トン組96号車オレカが続いている。
迎えた決勝レースは、現地時間17時スタート予定だったが、マレーシア特有のスコールにより、スタートがディレイ。雨量が減ったところでスタートが切られた。レースはユーラシア・モータースポーツの36号車、Gドライブ・レーシングの26号車がレースをリードしていく。
終盤、36号車を駆るエイデン・リードが首位を走行していたものの、リヤのライトを修復するようにレースコントロールから指示が。ただ、チームはピットインせず、レース後36号車にはタイムペナルティが課せられることに。サンダーヘッド・カーリンの45号車ダラーラが優勝となった。36号車は2位、G-ドライブの26号車が3位となった。
K2 UCHINO RACINGの96号車オレカは4位でフィニッシュ。ポールスタートの1号車は、1回目のピットストップ後に足回りのトラブルがありリタイアを喫した。
GTクラスでは、ハブオート・コルサの27号車フェラーリがレースをリードしていたが、フルコースイエロー時のスピード違反があり、60秒のストップ・アンド・ゴー・ペナルティが課せられた。これでトップに浮上したのはJLOCの88号車ランボルギーニ。元嶋と柴田、そして今回チームに加わった小暮が見事優勝を飾った。
第2戦を制したカーガイ・レーシングの木村武史/ケイ・コッツォリーノ/コム・レドガー組77号車フェラーリはクラス5位。D'station Racingの星野敏/藤井誠暢/ロス・ガン組77号車アストンマーティン・バンテージGT3は序盤藤井がトップに立ち、終盤も表彰台圏内を走ったものの、フィニッシュまで残り20分で駆動系トラブルのためリタイアとなった。
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