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レッドブル・ホンダF1、昨年より早く準備を整え……打倒メルセデス目指す。ホーナー代表「ホンダが昨年良い仕事をしたのだから」

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レッドブル・ホンダF1、昨年より早く準備を整え……打倒メルセデス目指す。ホーナー代表「ホンダが昨年良い仕事をしたのだから」

 2019年からホンダ製パワーユニット(PU)の搭載を開始したレッドブル。そのパートナーシップ1年目にも関わらず有望な1年を過ごしたため、2020年にはメルセデスやフェラーリと同等の戦いを繰り広げることが期待されている。

 しかしそのためには、開幕直後から勝利を目指すことができるようにしなければならない。レッドブルはこれまで、シーズン開幕直後は戦闘力が伴っておらず苦戦し、その後徐々にパフォーマンスを身につけていく……そんなシーズンを送ることが多かった。

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 チームもこれを改善する必要があることを認識しており、今季はこれまでよりも早くシェイクダウンを実施することを決定。その後テスト開始までの1週間で、初期トラブルに対処するつもりのようだ。

 レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、ルールやPU、ドライバーなどに変更がないため、より良い形で2020年シーズンをスタートすることができると自信を持っている。

「エンジン(PU)の変更やフロントウイングのレギュレーション変更など、近年は(シーズン序盤に苦しむ)いくつかの要因があったと思う」

 ホーナー代表は、英国のロンドンで行われたメディアイベントで、そう語った。

「今年、我々は方向性を変えた。本当にプログラムを早めたのだ」

「レギュレーションに変更がないため、今年用のRB16は、昨年型であるRB15のアップグレード版、そして進化版であるのは明らかだ。だから弱点に対処し、強みとなる部分を強化することに焦点を当てている」

「その連続性を考えれば、我々のチームは特にメルセデスと互角にやり合いたいと思っているし、彼らに挑戦したいと思っている。なぜなら、チームワークが本当に重要になってくるからね。世界最速のピットストップができるかどうか、戦略が正しいかどうか、そしてもちろん信頼性があるかどうか……そういうことが重要になってくる」

 ホンダのPUが進歩したことにより、レッドブルは最高のシャシーを生み出すべくさらに集中することになったと、ホーナー代表は認める。

「パワーユニットは、そのチャレンジを可能にする大きな要因だと思う」

 そうホーナー代表は語った。

「ホンダは昨年、新たなエンジン(PU)を投入する度に、素晴らしい仕事をした」

「彼らはパフォーマンス、そしてパワーを向上させ、メルセデスにとても近づいているように感じている。そのため、適切なシャシーを考案すべく、チームはシャシーの開発に重きを置いている」

「我々には、その仕事を成し遂げるためのドライバーがいる。それはわかっている。だから今年に向けては、過去5年間よりも早く準備ができていると感じている」

 とはいえホーナー代表は、メルセデスが今年もチャンピオンの最有力候補であることは間違いないと考えている。

「メルセデスとフェラーリに戦いを挑むために、昨年の間に学んだことを全て活用したいと考えている」

 そうホーナー代表は語った。

「とはいえ、彼ら(メルセデス)が現時代のチャンピオンであることを忘れてはならない。だから彼らは、今季も最有力候補として開幕を迎えるだろう」

「しかし私は、このチーム(レッドブル)は全ての分野、ドライバー、および全てのテクニカルスタッフという面で安定していると思う。我々は昨年後半に勢いがついた。そして今シーズン、彼らと戦うことができる非常に良いポジションにいると思う」

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