コルベット・レーシングは、デイトナ24時間レースでデビューしたミッドシップのC8.Rを、FIA世界耐久選手権(WEC)のオースティンとセブリングでも走らせるようだ。
新型のシボレー・コルベットC8は、同ブランド史上初めてエンジンをミッドシップに搭載。C8をベースにしたGTE規格マシンのC8.Rも、同じくミッドシップ・エンジンとなっている。
■LMDhクラスの導入は、WECとIMSA”ルール共通化”への第一歩に
この新型C8.RはIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の開幕戦、デイトナ24時間レースでデビュー。アントニオ・ガルシア、ジョーダン・テイラー、ニッキー・キャッツバーグがドライブし、GTLMクラス4位となった。
WECは第5戦オースティン、第6戦セブリング1000マイルレースとアメリカでのレースが続くが、コルベットは両レースにC8.Rを1台参戦させるようだ。なお、ドライバーは発表されていない。
特にセブリングでは、WECのレース翌日にIMSAのレース(セブリング12時間)が行なわれるため、コルベット・レーシングはせわしない週末を送ることになるだろう。
これにより、WECのLM-GTE Proクラスは各2台のポルシェ、フェラーリ、アストンマーチンにコルベットが加わり、計7台のエントリーとなる。一方、LMP2クラスのクールレーシングは、”ロジスティック上の制約”により都合がつかないとして、セブリングの暫定エントリーリストに載っていない。
また、セブリングと同じ週末にはフォーミュラEの三亜ePrixが開催される予定であり、LMP2クラスを戦うアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(JOTAスポーツ)やニック・デ・フリーズ(レーシングチーム・ネダーランド)はWECを欠場する予定だ。
しかし、中国では新型コロナウイルスの流行が拡大しており、三亜ePrixは中止または延期される可能性がある。そうなった場合、ふたりはWECでレースができるようになる。
セバスチャン・ブエミやブレンドン・ハートレー(共にトヨタ/LMP1)、ジェームス・カラド(フェラーリ/LM-GTE Proクラス)もフォーミュラEを戦っているが、こちらは元々WECを優先する予定となっていた。
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