ヒュンダイ・モータースポーツは1月27日、北欧スウェーデンで2月13~16日に開催される2020年のWRC世界ラリー選手権第2戦への参戦布陣を発表した。セバスチャン・ローブに変わり、アイルランド出身のクレイグ・ブリーンを起用する。
2019年のマニュファクチャラーズチャンピオンであるヒュンダイは、ドライバーズチャンピオンとして移籍してきたオット・タナクと、ティエリー・ヌービル、ローブ、ダニ・ソルドの4名体制を軸として2020年のWRCを戦っている。
シーズン初戦の第1戦モンテカルロではタナク、ヌービル、ローブの3名で挑むと、ヌービルが総合優勝、ローブが総合6位入賞を果たしたものの、タナクはSS4で高速クラッシュを演じ、大会序盤にリタイアを余儀なくされた。
2020年シーズンのWRC第2戦はスウェーデンを舞台に争われるシリーズ唯一のフルスノーイベントであるラリー・スウェーデン。ヒュンダイはこの大会にヌービルとタナク、そしてブリーンを起用すると発表した。先日、大会主催者側が発表した暫定エントリーではローブが3台目のヒュンダイi20クーペWRCに乗り込むとされていたが、そこから変更された形となる。
ブリーンは2019年のWRCシーズン途中からヒュンダイに加入したドライバーで、2018年はシトロエン陣営で活動。同年のラリー・スウェーデンでは総合2位表彰台を獲得している。チーム代表のアンドレア・アダモは、2019年シーズンの走りと2018年の成績、そして出走順のアドバンテージがブリーン起用のきっかけになったと述べている。
WRCでは、各大会の競技初日はランキング順でコースを走行しなければならない。フルスノーイベントのラリー・スウェーデンでは走行順が早いほど、積もった雪をどける“雪かき役”を強いられ不利益を被ることになる。
「ラリー・スウェーデンにより強力なパッケージで挑み、出走順でのアドバンテージを考慮した結果、ティエリーとオットのパートナーとしてクレイグ・ブリーンを起用すると決断した」とアダモ代表。
「クレイグは2018年のラリー・スウェーデンで総合2位を獲得していること、そして去年i20クーペWRCをドライブした際にそのポテンシャルを発揮してくれたことが起用のきっかけだ」
2020年のヨーロッパ周辺は、日本と同じく暖冬傾向にあり、大会の中心地であるスウェーデンも充分な積雪や路面の凍結が見られないという。
そのため、ヒュンダイは当初1月最終週に実施予定だった事前テストの延期も発表しており、大会直前の2月5~7日に事前テストを行うとしている。
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