MotoGPに参戦するドゥカティは、2020年の参戦体制をイタリアのボローニャで発表。アンドレア・ドヴィツィオーゾとダニーロ・ペトルッチという2019年と同様のラインアップでチャンピオン奪取に挑む。
2019年シーズンのドゥカティは、計3勝(ドヴィツィオーゾ2勝、ペトルッチ1勝)を挙げたものの、コンストラクターズランキングでは3位に留まった。ライダーズタイトルではマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)の独走を許してしまい、ドヴィツィオーゾは2017年から3年連続で2位に終わり、またしてもタイトルには手が届かなかった。
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ゼネラルマネージャーのジジ・ダッリーニャは、2020年シーズンの目標がタイトル獲得だと語っているだけに、ドゥカティのふたりが2月初旬のセパンテストから速さを示すことができるのかが、注目のポイントとなるだろう。
2020年は悲願のタイトルに手が届くだろうか? ドヴィツィオーゾは体制発表にあたり、次のようにコメントを公式サイトに寄せた。
「2019年シーズンは興味深い1年で、2020年の改善と成長を助けるいくつかのポイントを理解させてくれた」
「去年僕はマルク・マルケスに差をつけられて、3年連続の2位でシーズンを終えた。でも僕らは自分たちのポテンシャルを上手くマネジメントし、ベストを尽くした」
「どのシーズンも、ひとつとして同じものはない。2020年も、何が起こるかを予想することは簡単じゃないが、僕らの目標は明確だ。それは再びタイトル獲得に挑むことだ」
「ドゥカティ、そして僕も前より強くなって戻るために、懸命に取り組んでいる」
「2020年シーズンは、去年と比べてより競争力のあるライバルがでてくると予想している。でも僕らも成長しているし、ポジティブな流れを続けることができるはずだ」
チームメイトのペトルッチはドゥカティファクトリーで2年目のシーズンを迎える。昨年は念願の初優勝をチームの地元イタリアで挙げるなどの活躍を見せ、自己ベストとなるランキング6位を獲得した。
ペトルッチは昨年をMotoGPでのベストシーズンだったと振り返る。そして2020年はさらに前進することが目標だと語った。
「2019年シーズンは、終盤に向けて少し厳しかったけど僕にとってポジティブなものだった。結果の面では僕のMotoGPキャリアでもベストシーズンだ」
「信じられないようなレースで初優勝を僕の地元、そしてドゥカティファンの前で挙げることができた。この結果は自信を高めてくれて、更に改善しようとモチベーションを上げてくれた」
「今年、ライバルはより強くなってくるだろうことは分かっている。だけどそれは僕も同じだ」
「僕は毎シーズン成長し、改善してきた。そして今年は去年に比べて更に前進したいと思っている」
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