現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > ダカールラリー2020:サインツ総合首位で大会前半終了。連覇目指すトヨタは約8分差の総合2番手

ここから本文です

ダカールラリー2020:サインツ総合首位で大会前半終了。連覇目指すトヨタは約8分差の総合2番手

掲載 更新
ダカールラリー2020:サインツ総合首位で大会前半終了。連覇目指すトヨタは約8分差の総合2番手

 2020年のダカールラリーは1月10日、サウジアラビアのハーイルから首都リヤドを目指す総走行距離830kmのステージ6が行われ、ステファン・ペテランセル(ミニ・ジョン・クーパー・ワークス・バギー)が優勝。総合ではカルロス・サインツ(ミニ・ジョン・クーパー・ワークス・バギー)が7分48秒までリードを拡げている。フェルナンド・アロンソ(トヨタ・ハイラックス)はステージ6位、総合16番手だった。

 1月5日に開幕した2020年のダカールラリー、大会は17日まで行われるが、このうち11日(土)は走行がない休息日に設定されている。10日(金)に行われたステージ6は休息日前最後のステージで、大会折り返しのラウンドとなった。

ダカールラリー2020:競技5日目、サインツが2度目のステージ制覇でリード拡大。アロンソは総合18番手

 ペテランセルは全長477kmのスペシャル、スタートから57km付近通過時点で20秒のリードを構築。213km付近ではわずか2秒差でサインツにリードを奪われたものの、265km付近では巻き返し22秒差をつけると、最終的に1分33秒リードでステージ優勝を飾った。

 8日に行われたステージ4以来の今大会2度目となるステージ制覇を遂げたペテランセルは「今日のステージは477kmもあって本当に長い戦いだった」とコメントを残している。

「基本的にはハイスピードな展開だったが、何度か砂丘を越える箇所もあり、そこでペースが落ち、またハイスピードになると、砂丘が現れペースが落ちて……ということを繰り返した」

「ただ私にとって一番難敵だったのは、ハイスピード区間では高い集中力が求められるということだった。肉体的な疲労は溜まっていないが、精神的に疲弊したよ」

 ステージ2位にはサインツが入り、X-raidのミニ・バギー勢がワン・ツー。ステージ3位にはナッサー・アル-アティヤ(トヨタ・ハイラックス)が続いたが「僕たち4×4(四輪駆動)と比べると、ミニ・バギーは速すぎだった」と、このステージではミニに歯が立たなかったと語った。



 総合ではサインツがトップをキープ。7分48秒差でアル-アティヤ、16分20秒差でペテランセルが続いている。2020年大会でダカールデビューを果たしたアロンソはペテランセルと7分56秒差のステージ6位でフィニッシュし、総合でふたつポジションを上げ総合16番手につけた。

 四輪市販車部門を戦っているチームランドクルーザー・トヨタ・オートボデーはクリスチャン・ラビエル/ジャン・ピエール・ギャルサン組326号車がステージ32位で総合26番手、三浦昂/ローラン・リシトロイシター組338号車がステージ38位、総合30番手だ。

 トラック部門を戦う日野チームスガワラは、菅原照仁の512号車がトップ10入り目前のステージ11位。部門総合でも11番手につけた。総合10番手とは約8分差だ。

 塙郁夫の519号車は、前日のステージ5に続いて競技に参加。ステージ15位で完走を果たしている。

 二輪部門では総合首位につけるリッキー・ブラベック(ホンダCRF450ラリー)がステージを制覇。一方、総合2番手で臨んだトビー・プライス(KTM450)は16分33秒遅れのステージ11位となり、総合3番手に後退してしまった。

 また前日総合3番手だったケビン・ベナバイズ(ホンダCRF450ラリー)はフィニッシュまで44kmの地点でエンジントラブルがありストップを余儀なくされた。ベナバイズは他車にけん引されてフィニッシュ地点へたどり着いたものの、3時間37分ものタイムを失っている。

 プライスとベナバイズにアクシデントがあったため、総合2番手にはパブロ・キンタニラ(ハスクバーナFR450ラリー)が浮上した。

 2020年のダカールラリー、1月11日は休息日で走行は行われないため、一行はリヤドに留まり英気を養う。次のステージ7は12日(日)にリヤドからワディ・アル・ダワシールを目指す総走行距離741kmのステージとなる。

こんな記事も読まれています

宮田莉朋が2度目のWEC出走へ。第3戦スパでレクサスRC F GT3を代役ドライブ
宮田莉朋が2度目のWEC出走へ。第3戦スパでレクサスRC F GT3を代役ドライブ
AUTOSPORT web
中央道の渋滞対策2ストライク、三振間近! なぜ愚策が繰り返されるのか?[清水草一の道路ニュース]
中央道の渋滞対策2ストライク、三振間近! なぜ愚策が繰り返されるのか?[清水草一の道路ニュース]
ベストカーWeb
大型連休でも大活躍! 6名以上乗れる手頃な価格の中古車4選
大型連休でも大活躍! 6名以上乗れる手頃な価格の中古車4選
グーネット
ハイブリッドなのにスポーツカー⁉️ C 63 Sに新世代のAMGを見た
ハイブリッドなのにスポーツカー⁉️ C 63 Sに新世代のAMGを見た
グーネット
レクサス 新型「GX550オーバートレイル+」抽選販売スタート!通常販売は2024年秋開始
レクサス 新型「GX550オーバートレイル+」抽選販売スタート!通常販売は2024年秋開始
グーネット
マツダ 新型3列シートSUV「CX-80」初公開 2024年秋に欧州で発売
マツダ 新型3列シートSUV「CX-80」初公開 2024年秋に欧州で発売
グーネット
プリウス後席ドアに13万台のリコール! 暫定的に手動開閉に! ところでプリウス後席ドアって手動でどう開けるの?
プリウス後席ドアに13万台のリコール! 暫定的に手動開閉に! ところでプリウス後席ドアって手動でどう開けるの?
ベストカーWeb
クルマの窓から愛犬が顔出してる! 可愛いんだけどこれって違反にならないの?
クルマの窓から愛犬が顔出してる! 可愛いんだけどこれって違反にならないの?
ベストカーWeb
ボルドールの経験でEWCの切符を掴んだ綿貫舞空。ル・マンで昨年2位の3ART加入に「できれば優勝をしたい」と意気込み
ボルドールの経験でEWCの切符を掴んだ綿貫舞空。ル・マンで昨年2位の3ART加入に「できれば優勝をしたい」と意気込み
AUTOSPORT web
BYDが都内屈指の自動車ディーラー激戦区に「BYD AUTO 目黒」を開店
BYDが都内屈指の自動車ディーラー激戦区に「BYD AUTO 目黒」を開店
グーネット
今やブーム真っ只中なのに……期待が大きすぎた  悲しい運命をたどった[SUV]4選
今やブーム真っ只中なのに……期待が大きすぎた  悲しい運命をたどった[SUV]4選
ベストカーWeb
マツダの新型「3列SUV」でた! ついに5m級 驚異的パワー!? 「CX-80」欧州で世界初公開 これ日本に来るのか!?
マツダの新型「3列SUV」でた! ついに5m級 驚異的パワー!? 「CX-80」欧州で世界初公開 これ日本に来るのか!?
乗りものニュース
GTワールドチャレンジ・アジアがJ SPORTSで全戦放送。ジャパンカップはほとんどを生中継へ
GTワールドチャレンジ・アジアがJ SPORTSで全戦放送。ジャパンカップはほとんどを生中継へ
AUTOSPORT web
安かろう悪かろうなクルマをつかまされないために知っておくべき……[修復歴]と[事故歴]の違いとは  どうやって見分けりゃいいの
安かろう悪かろうなクルマをつかまされないために知っておくべき……[修復歴]と[事故歴]の違いとは  どうやって見分けりゃいいの
ベストカーWeb
もっと「アバルト595」で運転を楽しもう! 車高調からペダルの「ポッティングデカール」にドラシューまで、厳選アイテムを紹介
もっと「アバルト595」で運転を楽しもう! 車高調からペダルの「ポッティングデカール」にドラシューまで、厳選アイテムを紹介
Auto Messe Web
シェイクダウンはオジエが最速発進。トヨタ1-2にヒョンデ勢が続く/WRC第4戦クロアチア
シェイクダウンはオジエが最速発進。トヨタ1-2にヒョンデ勢が続く/WRC第4戦クロアチア
AUTOSPORT web
韓国勢が大健闘 合理的な「兄弟」モデル:ヒョンデ・コナ・エレクトリック キア・ニロ EV お手頃EV 12台比較(5)
韓国勢が大健闘 合理的な「兄弟」モデル:ヒョンデ・コナ・エレクトリック キア・ニロ EV お手頃EV 12台比較(5)
AUTOCAR JAPAN
安い? 高い? トヨタ新型「ランクル250」は520万円から!「無骨すぎて」カッコいい!? 原点回帰モデルに反響集まる
安い? 高い? トヨタ新型「ランクル250」は520万円から!「無骨すぎて」カッコいい!? 原点回帰モデルに反響集まる
乗りものニュース

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

298.0490.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

0.0800.0万円

中古車を検索
MINIの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

298.0490.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

0.0800.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村