レッドブル・レーシングは、マックス・フェルスタッペンとの契約を2023年末まで延長することを明らかにした。
2014年にレッドブルのジュニアプログラムに参加し、その翌年にトロロッソからF1フル参戦デビューを果たしたフェルスタッペン。2016年のシーズン途中でレッドブルに昇格し、その初戦で勝つという離れ業を演じた。
■フェルスタッペンのホンダへの”献身”は、若い頃のアイルトン・セナのよう?
それ以来、フェルスタッペンは合計8勝。2019年シーズンは3勝を挙げ、ドライバーズランキングでもメルセデス勢のふたりに次ぐ3位となった。
「チームとの契約を延長でき、本当に嬉しく思っている」
フェルスタッペンはそうコメントを寄せた。
「レッドブルは僕を信じてくれたし、F1にデビューするチャンスを与えてくれた。僕はいつも、とても感謝している」
「長年にわたって、チームとの距離感を縮めてきた。そしてチーム全員の情熱とコース上でのパフォーマンスに加え、こういう素晴らしい人たちと共に仕事をするのは、本当に楽しいことだ」
「ホンダがそれに加わった。そしてこの12カ月の間に果たした進歩は、僕にさらなるモチベーションを与えてくれる。そして、僕らは共に勝つことができるという信念がある。僕はあらゆる側面で、レッドブルとホンダが共に仕事をするやり方をリスペクトしている。誰もが、成功を目指して自分にできることをしているんだ」
「僕はレッドブルと共に勝ちたい。そしてもちろん、僕らの目標は、チャンピオンを目指して戦うことだ」
フェルスタッペンは、将来に向けて大切なのは、2020年シーズンの序盤に、チームが力強い状態でスタートを切ることだと語っていた。
フェラーリは先日、シャルル・ルクレールとの契約を2024年まで延長したが、これでフェルスタッペンも当分移籍市場には流れてこないこととなる。
また、レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーも次のようにコメントした。
「チームがマックスとの契約を2023年まで延長したことは素晴らしいニュースだ」
「レギュレーションが大きく変わる2021年シーズンに向けて、可能な限り多くの領域で一貫性を保つことが重要だ。マックスは自身がチームにとって価値ある存在だと証明したし、我々とエンジンサプライヤーであるホンダとのパートナーシップを深く信頼している。彼との関係を継続できることを嬉しく思う」
なお、レッドブルはフェルスタッペンとアレクサンダー・アルボンの布陣で2020年シーズンを戦う。
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