F1タイヤサプライヤーのピレリが、2020年シーズン序盤4戦のために選択したタイヤコンパウンドを発表した。
全チームの意向により、ピレリが2020年に向けて開発してきたタイヤではなく、2019年型タイヤが来年も継続して使用されることが決定した。その発表の後、ピレリは第1戦オーストラリアGP、第2戦バーレーンGP、第3戦ベトナムGP、第4戦中国GPに持ち込むコンパウンド3種を明らかにした。
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輸送に時間がかかるフライアウェイイベントに関してはタイヤの選択を14週間前に行うこととなっている。
5種類のコンパウンドはC1からC5と名付けられ(C1が最もハード、C5が最もソフト)、そのなかから1グランプリに3種類が使用され、1台あたり13セットのタイヤが用意される。チームは1台につき、予選Q3用に最もソフトなコンパウンド1セットをキープしなければならず、残り2種類のコンパウンド各1セットずつをレース用に選ばなければならない。13セットのうち残り10セットの内訳はチームが決めることができる。
最初の4戦用にピレリは同じ組み合わせを選び、C2(ハード)、C3(ミディアム)、C4(ソフト)を持ち込むことを決めた。開幕戦オーストラリアGPは3月15日に開催される。
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