2019年のMotoGPは、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)が支配的な強さを見せたシーズンとなった。彼は年間12勝を挙げると、ランキング2位のアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)に対し151ポイントという大差を築いてシーズンを終えたのだ。
今季のドヴィツィオーゾは、2度のリタイア(カタルニア、イギリス)を経験している。ただどちらも彼の自責ではなく、ホルヘ・ロレンソ(レプソル・ホンダ)、そしてファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)の転倒に巻き込まれたことが原因だった。
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ドヴィツィオーゾは今シーズンの結果は“不思議”なものだと感じていると認め、様々な角度から評価することができると話した。
「僕らは、今シーズンを違った方向から見つめるべきだと思う」と、ドヴィツィオーゾは言う。
「なぜなら目標とは違っているからだ。僕らの目標はチャンピオンシップを争うこと、そしてタイトルを勝ち取ることだ。できなかったけどね。だからこの結果については満足することはできないんだ」
「今年よりも改善すべき点が依然としていくつかある。でも同時に現実的である必要もあるんだ。今シーズンのホンダとマルクはクレイジーなことをしているからね。彼らはレコードを更新するポイントを稼いだと思うし、タイトルも全部(ライダー、コンストラクター、チーム)獲得しているんだ」
「ただ結果を見てみると不思議だよ。マルクはレコードになるポイントを稼いで、僕も過去最高のポイントを稼いだ。3位にも60ポイント近い差をつけているんだ」
「つまり、これは僕らが今シーズン良い方法で取り組めたという意味なんだ。僕は2回の0ポイントレースを、自分たちのミスじゃないにしろ経験した。(2戦で獲得できた可能性のある)そのポイントは大きな物だ。だから自分たちのしてきたことには満足すべきなんだと思う。チャンピオンシップにおける自分達のポジションを確認したけど、レベルはとても高いからね」
「ランキングの下を見ると、ちょっとした驚きがある。良いマシンに乗った多くのチャンピオンがいるんだ。僕らは今シーズンのレースにうまく対処できたと思う。だから“今シーズンがどうだったか?”というのは自分の見方次第なんだ」
また、ドヴィツィオーゾは3年連続のランキング2位という悔しい結果だったがマルケスを倒すことは不可能ではないと考えているようだ。
「たしかに、年間を通じてタイトルを争いたかったから、2019年の僕らのパフォーマンスは十分じゃなかったと言えるだろう。でもこの瞬間、誰もが彼を倒すために何ができるのか? ということを考えているんだ」
「そしてマルクを倒すことは不可能なことじゃない。今シーズンのマルクは物凄いことをしていたけど、誰もそんなことを予想はしていなかったと思う。来シーズンだってそれと同じで違ったことが起こり得る……“同じ“シーズンは無いんだ。だからクヨクヨしすぎないメンタルを保ち続ける必要があるんだ」
「今シーズンやってきたドゥカティ、そしてエンジニアの努力、もちろん僕とそのクルーもだけど、そういった形で一生懸命に改善へ取り組み続ける必要がある」
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