2019年シーズンに278ポイントを獲得し、ドライバーズランキング3位になったレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、2019年はフェルスタッペンにとって、キャリアで最も力強いシーズンだったと語る。
フェルスタッペンは過去2年にわたって2勝ずつ挙げてきた。しかし今季は3勝を挙げ、自身初を含む2回のポールポジションを獲得した。結局前述の通り278ポイントを記録……2018年の249ポイントから29ポイントを積み増した格好だ。
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「マックスにとって、F1で最強のシーズンだったと思う」
ホーナー代表はそう語った。
「3つのポールポジションを獲得……まあそのうちふたつしか、実際には手にできなかったがね。それから3回の勝利を挙げた。9回の表彰台を手にしたというのは、非常に印象的なパフォーマンスだ」
「マックスのドライビングは、非常にポジティブなモノだったと思う」
当のフェルスタッペンは、F1でフル参戦5年目のシーズンで、その戦い方が改善されたことは驚きではないと語った。
「全体としては、より一貫したシーズンだったし、いくつかの良い結果を手にできたと思う」
フェルスタッペンはFIAの表彰式でそう語った。
「でも僕にとっても、かなり自然なことだと思う。経験を重ねることは、より安定した結果をもたらすのに役立つだろう」
フェルスタッペンは、オーストリアでの勝利が、彼自身とチームの重要なターニングポイントだったことを認める。
「僕らは十分な競争力がなかった数戦から、抜け出すことができた。その週末は、とても暖かかったと思う。僕らはそれに合わせて、レースに向けてマシンのセッティングで正しい妥協をしたんだ」
「レースで、突然クルマが生き返ったようだった。競争力が足りなかったその前の週末から、マシンにいくつかのアップグレード加えた。そして、マシンはずっとよく機能しているように見えたんだ」
「それでも、ちょっと予想外ではあったかもしれない。でもチームにとっては大きな自信になった。特にホンダにとっては、彼らがF1に戻ってきてからずっと困難な時期を過ごしていたから、少し安堵をもたらすことができたはずだ」
ダニエル・リカルドが2018年限りでチームを去り、デビュー2シーズン目のピエール・ガスリーがフェルスタッペンのチームメイトになった。そしてシーズン後半には、ガスリーに変わって新人のアレクサンダー・アルボンとコンビを組んだ。つまりフェルスタッペンは、チームを牽引する存在になったわけだ。
しかしフェルスタッペンは、チームに対するアプローチを変えることはなかったと語る。
「それほど大きな違いはなかった。なぜなら、僕は正しいと思うフィードバックをチームにもたらしていたからね。僕は本当に、アプローチを変えたりしなかったよ。ある意味では、彼らは最初から、僕が言うことに耳を傾けてくれたということだ。それは、正直に言って嬉しいことだ。今は、1台のマシンに焦点が合わされているかもしれない。でも、アイデアを共有することもできる。前は常に、2台のマシンに目が向けられていたんだ」
「それはポジティブなことだった。でも、僕の方で変えたことは何もないんだ。僕が実際に何かを変えた以上に、それについてみんなが話していたんだ」
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