鈴鹿サーキットで行なわれている2019スーパーフォーミュラ合同・ルーキーテスト。1日目午後のセッションは赤旗が4度出される波乱の展開となったが、ルーキーのユーリ・ヴィップス(TEAM MUGEN)が速さをみせ、トップタイムをマークした。
14時00分から始まった午後のセッションでは、ドライバー変更した車両がいくつかあった。TCS NAKAJIMA RACINGは大津弘樹に代わって大湯都史樹が乗車。carrozzeria Team KCMGも午前中は小林可夢偉が走行を担当していたが、午後は国本雄資がマシンに乗り込んだ。なお、この2台は翌日のテスト2日目も午前と午後で担当ドライバーを入れ替えてテストをするようだ。
■SF鈴鹿テスト1日目午前|山本尚貴が最速、ルーキーのヴィップスがいきなり2番手
セッション開始と同時に各車が続々とコースインしていき、午前に引き続きテストメニューをこなしていたが、開始9分のところでユーリ・ヴィップス(TEAM MUGEN)がデグナー2つ目でクラッシュ。赤旗が出された。幸いヴィップス自身に怪我はなく、マシンもフロントウイングを損傷した程度で、セッション中盤には復活を果たしていた。
14時22分にセッションが再開されると、午前中と同様にホンダ/M-TECエンジン勢がトップタイムを次々と塗り替えた。開始30分を過ぎたところで山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が1分37秒336を記録すると、ルーカス・アウアー(B-Max Racing with motopark)が1分37秒103をマークしトップに躍り出た。しかし、午後のセッションではトヨタ/TRDエンジン勢も速さをみせ、開始1時間を迎えるところでは平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が1分37秒644で3番手、石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING)が1分37秒836で4番手につけた。
開始1時間10分を経過したところで片山義章(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)がスプーンカーブふたつ目でスピン。コース上で立ち往生してしまい赤旗が出された。片山のマシンはエンジンがかかったままだったため、自走でピットへ戻り、すぐにセッションが再開された。
セッションが終盤になるにつれて、各車ともタイムを更新し始めたが、ここで速さをみせたのがクラッシュから復帰したヴィップス。新品のソフトタイヤで1分36秒215をマークし、トップに躍り出た。そこから各車が新品のソフトタイヤでアタックを始めようという時に片山がヘアピンでスピン。これにより3度目の赤旗が出された。
セッション終了間際の時間での赤旗中断だったが、チェッカー時間が延長され残り7分のところから再開となった。ここで新品のソフトタイヤを履き、各車がタイムアタックのシミュレーションを行なったが、今度は松下信治(ThreeBond DragoCORSE)がデグナーカーブでクラッシュを喫し、再び赤旗。そのままセッション終了となった。
トップはヴィップスで午前に引き続きライバルを上回る速さを披露。2番手に福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、3番手に塚越広大(REAL RACING)がつけた。トヨタ/TRDエンジン勢ではサッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)の5番手が最上位となった。
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