突如今季限りでのWRC(世界ラリー選手権)撤退を発表したシトロエン。同チームのドライバーだったエサペッカ・ラッピは、この件についてショックを受けたという。
シトロエンの撤退により来季のシートを失うこととなってしまったラッピは、M-スポーツの残り1席を得るために戦うつもりだという。
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「僕は噂を読んでいた。でも、セブとの関係はもっと強いと思っていた。正直に言うとね」
そうラッピはmotorsport.comに対して語った。
「(チーム代表の)ピエール(ブダール)から情報を得ようとしたけど、彼は本当に何も教えてくれなかった。何かおかしいと思ったんだ。とてもショックだったよ」
ラッピは今季3つのラリーで2位になるなどしたが、結局ランキング10位で終えている。この結果が、彼の将来に悪影響を及ぼすことを懸念している、
「Mスポーツは、残された唯一のチャンスだ」
そうラッピは語った。
「それを手にするのは、簡単なことではない。空いているシートがある場合、それを手にしようとするドライバーが非常に多くいる」
「2019年シーズンを見れば、結果を含めた全体的に見れば、僕はそれを手にできる最高の立場にいるわけではない。それでも僕らは、なんとかしてそれを手にするために、激しく戦うだろう」
なおラッピは、既に2020年仕様のシトロエンC3 WRCをテストしていたという。曰くクルマを信頼することができ、チームは正しい方向性に進むことができていると確信していたようだ。
「かなり大きなステップを踏み出すことができていたと思う」
そうラッピは2020年仕様のマシンについて語った。
「エアロのアップデートはうまく機能しているように見えた。速度域の高いステージやラリーでは、それは大きな助けになったはずだ」
「タイムの上では、古いエアロからの進歩はかなり大きかった。そして、パフォーマンスに関連するアップデートもいくつかあったんだ。新しいエンジン、新しいジオメトリ……ステアリングのアップデートもあった。他にも、変更を加えたところがあったんだ。それらについて、僕らは取り組んでいた」
「今シーズン、グラベルでは望んでいたような違いを手にすることができた。だから、フィーリングが合ったんだ。でも、ターマック(舗装路)では、まだ多くの作業が必要だった。だから来年に向けて大きな改善をすることができたと確信していたんだ。今年抱えていた問題の全てを解決できたわけじゃなかったかもしれない。しかし、少なくともそのうちのいくつかは、解決することができていたはずだ」
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