トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1第20戦ブラジルGPで見事な走りを披露。上位陣に発生したトラブルの恩恵も受けて、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)に次ぐ2位でフィニッシュし、自身初の表彰台を獲得した。
今季はトロロッソからレッドブルに昇格して開幕を迎えたガスリーだったが、シーズン前半は苦戦が続いた。その結果として、レッドブルは第13戦ベルギーGPからガスリーをトロロッソに戻し、トロロッソからアレックサンダー・アルボンを昇格させることを決めた。
すると、トロロッソに戻ったガスリーは以前の速さを取り戻し、ベルギーGP以降の8レースで5度の入賞を飾っている。
レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、ガスリーがトロロッソで正しいアプローチを採っていること、そして彼を苦しめていた一部のプレッシャーから解放されたことが、驚くべき復調の鍵となっていると語った。
トロロッソでガスリーが速さを発揮している原因について訊くと、ホーナーは「彼の、変化に対する受け入れ方が原因だと思う」と、motorsport.comに答えた。
「彼にはふたつの選択肢があった。それ(レッドブルからの降格)について落ち込むのか、まだF1に関われること、レッドブルがまだ彼を信じているという事実に感謝することだ。彼は落胆するのではなく、受け入れた」
「(レッドブル昇格で)明らかにプレッシャーは大きくなるし、彼は(開幕前のテストで)2度クラッシュした後でシーズンに突入していた。それから、彼にとって本当に厳しいレースがいくつかあったし、メディア対応でも気を抜けなかった」
「プレッシャーだけが強まっていったんだ。そのプレッシャーから彼を解放したのは正しいことだと思う。彼がトロロッソで自信を取り戻して、本当に良かった」
ホーナーは、ガスリーがこの調子を維持し続ければ、将来的に再びレッドブルのドライバーに選ばれるという可能性を排除しなかった。
「彼が我々(レッドブル)のドライバー候補だと考えていなければ、彼との契約を解消していただろう。だが間違いなく、我々は彼の才能を信じている。それが、彼をグループ内に残した理由なんだ」
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