MotoGP2019年シーズンはバレンシアGPをもって閉幕。19戦に渡って行われた戦いで、頭角を表したのは新興チームであるペトロナス・ヤマハSRTだった。
今季MotoGPデビューを果たし、その速さで世界中に驚きを与えてきたファビオ・クアルタラロは、最終戦をポールポジションからスタートすると、序盤は先頭を快走。しかし後方から追い上げてきたチャンピオン、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)には敵わず、2位でフィニッシュ。今季7度目の表彰台を獲得したものの、ルーキーイヤーでの勝利は逃してシーズンを終えた。
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「マルケス選手の強さは昨日からわかっていたので、2位にとても満足ですし、ヤマハ勢トップを獲得できたことはうれしい結果になりました」と、クアルタラロはチームのプレスリリースにコメント。
更に今季は周囲からの予想を裏切って、高いパフォーマンスを示せたことに満足感を抱いていると語った。
「しかも優勝のチャンスから大きく離されてしまったわけでもありません。今日の結果を誇りに思い、最終戦を全力で走り切ったことに満足しています。2018年の時点では、MotoGPに席はないと多くの人から言われていましたし、私自身も準備をしていませんでした」
「その私が今、7回の表彰台と6回のポールポジションを獲得し、彼らの予想が外れたことを証明できたのです! この1年の出来事にとても満足しており、チーム全体にとっても誇るべき成果だったと感じています」
テック3とヤマハが2018年限りでその関係を解消した結果、セパンレーシングチーム(SRT)がMotoGPクラスで新たにチームを立ち上げ、ヤマハのサテライトチームとなった。
そしてペトロナス・ヤマハSRTは今季、クアルタラロのルーキー・オブ・ザ・イヤー獲得、チームランキング4位、インディペンデントチームのタイトル獲得と参戦初年度とは思えないほどの結果を残した。
チーム代表のラズラン・ラザリはクアルタラロが初優勝を逃したものの、最高の結果を手にすることができたとコメントした。
「今回もまた優勝には手が届きませんでしたが、この状況のなかで勝ち得る最高の成績を獲得することができました。モルビデリ選手は1年を通して素晴らしい健闘を見せながら、この最終戦でリタイアに終わったことは残念ですが、来シーズンまた必ず活躍してくれると確信しています」
「チームのデビューシーズンにトップ・サテライトチームおよびライダー、ルーキー・オブ・ザ・イヤー、そして総合チームランキング4位と見事な成績を達成することができました。またヤマハのコンストラクターズランキング2位にも貢献できたことをうれしく思います」
「2020年もまた熾烈な戦いが予想されますが、そのなかで毎回、表彰台に上ることを目標にしていきたいと考えており、そのためにチームとしてやるべきことは、わかっています。火曜日のテストから始まる新たなチャレンジを楽しみにしています」
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