F1第20戦ブラジルGPの予選では、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがポールポジションを記録した。シーズン後半の予選で速さを発揮してきたフェラーリは、2戦連続でポールポジションを逃すこととなった。
メルセデスのテクニカルディレクターを務めるジェームス・アリソンは、”興味深い”結果だったと話した。
FIAは、アメリカGPとブラジルGPの前にそれぞれ技術指令を出す形で、燃料流量に関する規則の悪用と、エンジンオイルの不正燃焼に関して釘を刺した。フェラーリが予選でのアドバンテージを失ったのがこの期間と重なっているため、ライバルたちから疑惑の目が向けられている。
ブラジルGPでは、フェラーリが金曜日のフリー走行からストレートで大きなアドバンテージを有していたものの、予選ではそのアドバンテージが大幅に減少したように見えた。
今回ポールポジションを獲得したフェルスタッペンは、コーナーが多い第2セクターでタイムを稼ぎ、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)に0.1秒差でポールポジションを獲得した。
フィニッシュラインの最高速度を比較すると、最速だったのはルクレール。フェルスタッペンとの速度差は時速5.6kmだったが、メルセデス勢とは時速2.2kmの差しかなかった。
また、ルクレールはほぼアクセル全開区間で構成されているセクター3で全体ベストを記録しているが、レッドブルやメルセデスに対してここで大きくタイムを稼いだ訳ではなく、その差は0.1秒以内だった。
アリソンは慎重な姿勢を保ちながらも、ブラジルでのフェラーリの”パフォーマンスの変化”は注目に値すると認めた。
「彼らはまだ、ストレートでかなり速い」と、アリソンはmotorsport.comに語った。
「しかし、それは(予選では)金曜日ほど顕著ではなかった。色々な影響が考えられる。我々は金曜日に様々なパワーモードで走っているんだ」
「おそらく、一歩引いた位置から言えることは、かなりのマージンを持っていたフェラーリが、2戦連続でポールポジションを逃したということだ」
「それは興味深いことだが、何らかの結論を引き出せるようなものではない」
「彼らはまだストレートで速いクルマであり、今回や次回のレースでどうなるか見てみよう」
フェルスタッペンとレッドブルのパフォーマンスに驚いたかと訊かれたアリソンは、次のように答えた。
「もちろん、そこ(ポールポジション )にいるのが我々だったなら、その方が良かった」
「だが、マックスは週末を通して速かったし、マックスが最速のクルマを手にしていたのは今季初めてではない」
「だから、”青天の霹靂”だったというのは間違いだ。彼らのクルマは非常に優れていたし、彼も非常に優れたドライバーだ。彼らは我々よりも良い仕事をしたし、ポールポジションに値する」
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