MotoGP最終戦バレンシアGPの予選が行われ、ペトロナス・ヤマハSRTのファビオ・クアルタラロが今季6度目のポールポジションを獲得した。
MotoGPクラスの予選は気温16℃、路面温度23℃とFP3よりも暖かいコンディションで開始された。
■MotoGPコラム:さらば、ホルヘ・ロレンソ。18年の歴史で残した”足跡”
Q2に進出する2枠を争う予選Q1が始まると、まずはアレックス・リンス(スズキ)が1分30秒971を記録してトップタイムとし、ヨハン・ザルコ(LCRホンダ)が2番手に続いた。
リンスはそのままアタックを続けると1分30秒743までタイムを更新し、トップを維持した。またポル・エスパルガロ(KTM)が、ザルコを上回る1分30秒951をマークして2番手に食い込んだ。
セッション後半はホルヘ・ロレンソ(レプソル・ホンダ)からコースイン。自己ベストを更新するものの、4番手タイムに留まった。
Q1残り2分を切る頃、ポル・エスパルガロがアタックをまとめ上げ、1分30秒543をマーク。トップタイムとした。
2番手となったリンスだが、負けじと自己ベストを更新し、1分30秒538と僅差ながらトップの位置を奪還した。
ザルコは最後までアタックを続けるが、タイムは伸びず3番手。Q1で予選を終えた。
引退を表明し今戦がラストレースとなるロレンソは、最終的に6番手。Q2進出はならず、最後の予選を終えた。
Q2:驚異の“ルーキー”クアルタラロが今季6度目のポール
ポールポジションを決する予選Q2が始まると、フランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハSRT)を筆頭にライダーがコースインしていった。なおマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)、クアルタラロはタイミングをずらしてコースへ向かった。
モルビデリは最初のアタックで1分30秒994をマークするが、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)やマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)に次々とタイムを塗り替えられてしまった。
その後、ジャック・ミラー(プラマック)が1分30秒405を記録してトップに浮上。しかし遅めのコースインを選んだビニャーレスが1分30秒365と、オーダーが目まぐるしく入れ替わった。
また、マルケスがアタックを続けて1分30秒397をマークし、2番手タイムとした。
残り9分を切った頃、クアルタラロが1分30秒235を記録。トップをビニャーレスから奪い取った。
ライダーたちは一度ピットに戻り、残り6分を切ると再度コースイン。最後のアタックに向かった。
ここでは、マルケスが後方を走るミラーを気にする素振りを見せ、先を譲った。前に出たミラーは良いペースでアタックを続け、1分30秒086を記録してトップに浮上してみせた。
しかし直後にクアルタラロも1分30秒007と、それを僅差ながら上回り、トップの座がまたしても入れ替わった。
一度はアタックを中断したマルケスだが、その後再度アタックに入ると1分30秒010をマーク。1000分の3秒差で2番手に留まった。
セッション終了直前、クアルタラロはさらにタイムを更新し、1分29秒978を叩き出した。一方、マルケスは最後のアタック途中まで最速ペースを刻んでいたが、アタックを途中でやめてしまった。
そして予選は終了。クアルタラロが今季6度目のポールポジションを獲得した。2番手はマルケス、3番手にはミラーが並んだ。
2列目にはビニャーレス、モルビデリ、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)が並んだ。ヤマハ勢はトップ5に3台が入り、フリー走行からの好調を維持した。
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