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FP2のクラッシュは”マグヌッセンのせい”? クビサ「映像を見直してみると……」

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FP2のクラッシュは”マグヌッセンのせい”? クビサ「映像を見直してみると……」

 ウイリアムズのロバート・クビサは、F1ブラジルGPのフリー走行2回目のセッション序盤にクラッシュを喫したが、その原因はケビン・マグヌッセン(ハース)が縁石に溜まっていた水を撒き散らしたことだと話した。

 午前中に降った雨でウエットコンディションだったFP1では、ニコラス・ラティフィにマシンを譲ったクビサ。FP2では路面もほぼ乾き、クビサは週末最初のタイム計測に入った。

【動画】2019年F1第19戦ブラジルGPフリー走行2回目ハイライト

 しかし、ターン3で突如マシンの挙動を乱したクビサはスピンを喫し、マシン左側面からウォールにクラッシュしてしまった。

 クビサは映像を見直してみて初めて、前を走っていたマグヌッセンが水を路面に撒き散らしていたことに気づいたという。

「最初は何が起こったのか理解できなかった」と、クビサは語った。

「かなり厄介な形でクルマのコントロールを失った。でも映像を見直したら、僕の数秒前にハースがいたんだ」

「彼(マグヌッセン)は完全に縁石の上を走って、大量の水を撒き散らしていたんだ。映像では、コーナーへのアプローチで僕の左フロントタイヤがかなりの水を巻き上げていたのが分かるが、手遅れだった。僕がハードタイヤを履いていたこと、それが1周目だったことといった要素も合わさり、僕はウォールにクラッシュすることになった」

「かなりショックだ。全く準備ができていなかった。でも、あんな防ぎようがない状況に備えることは困難であり、とても不運な状況だったと思う」

「映像を見るまで何が起きたのか理解できなかった。何かが壊れたのかと思ったが、そうじゃなかった。水の上で、コントロールを失ったんだ」

 挙動を乱したクビサのマシンは、タイヤバリアがなく金属製のガードレールに打ち付けられたが、衝撃はあまり大きくなかったとクビサは話した。

「実際、クルマの中からだとそれほど大きなクラッシュだとは思わなかった。その時の速度を考えると、もっと大きな衝撃があるかと思ったけど、おそらく左フロントのサスペンションやタイヤがかなりそれを吸収したんだと思う」

 結果的に、クビサは金曜日にほとんど走れなかったため、土曜日のFP3ではやることが山積みとなっている。

「それは簡単なことではないし、助けにはならない。クルマをクラッシュさせて走行時間を失うのは全くいいことじゃないんだ」

「しかし今回は、本当に運とタイミングが悪かっただけだと思う。もう少し彼(マグヌッセン)に近かったらそれが見えただろうし、もう数秒後ろにいたらエンジニアが教えてくれたかもしれないからだ。不運だった。でもそれがモータースポーツだ」

 シーズンも終盤ということもあり、ウイリアムズはスペアパーツ不足に苦しんでいるが、その状況についてクビサは「理想的ではない。FP2の走行を失い、この状況でクルマを直さなければならないのは残念だ。だが、そういうものなんだ」と述べた。

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