2019年のWRC(世界ラリー選手権)でヒュンダイは、ドライバーズチャンピオンこそトヨタのオット・タナクに奪われたが、初のマニュファクチャラーズタイトルを獲得した。
ヒュンダイは2014年から現行のi20 WRCで参戦を開始した。その後はあと一歩でタイトルに届かない状況が続き、昨年もトヨタに敗れてマニュファクチャラーズ2位に終わった。そんな中で迎えた今季は、ティエリー・ヌービルが3勝、ダニ・ソルドが1勝を挙げ、表彰台もコンスタントに獲得した。その結果、6勝を挙げたトヨタを下してついに初のタイトルを勝ち取ったのだ。
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ヒュンダイ自動車グループの副社長であるトーマス・シュミエラはタイトル獲得に際し、プレスリリースにコメントを寄せた。
「ヒュンダイモータースポーツは、ヒュンダイとその高性能ブランド『N』の精神を受け継いでいる。彼らがこれまでのシーズンで成し遂げてきた成功は驚くべきものであり、ヒュンダイの市販車に与えた影響を過小評価してはいけない」
「チームがヒュンダイとして、初のWRCタイトルを決めた戦いを目にすることができたのは、光栄なことだった。この勝利の感動を世界中の顧客に伝え、ヒュンダイ車を運転することを楽しさを高められればと思う」
今季3勝を挙げてドライバーズランキングでも2位となったヌービルは、次のようにコメントした。
「ここまでの道のりは僕たちにとって非常に特別なものだ。そして今、僕たちがFIA世界ラリー選手権で優勝したチームだと言えることが嬉しい。驚くべきことを成し遂げた」
「途中では色々なことがあったし、全ての勝利が重要なものだった。この6年間でチームは大きく成長したんだ」
「僕たちのグループは才能あふれるプロフェッショナルな人たちが揃っている。この結果(タイトル)は彼らみんなのものだ」
また、ヒュンダイのWRC参戦当初からヌービルと共にチームを支えたソルドも次のようにコメントした。
「ヒュンダイモータースポーツで、FIA世界ラリー選手権のマニュファクチャラーズタイトルを獲得するということは、僕とカルロス(デル・バリオ/コ・ドライバー)にとって非常に重要なことだ」
「僕は6年間このチームの一員であり、この目標を達成するために懸命に取り組んできた。今季はシーズンのほとんどでチャンピオンシップをリードしていたし、チーム全体がこのタイトルにふさわしいと思っている」
「ヒュンダイ モータースポーツファミリーがシーズンごとに成長し、進歩していく様を見てきた。ついにみんなで初めてのタイトルを勝ち取れたことを嬉しく思うよ!」
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