ハースのチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは、今季のマシン『VF-19』が抱えている問題を解決できていないため、2019年シーズンが終わるのが待ち切れないと話した。
シーズンを通じて、うまくタイヤを機能させることができていないハース。予選で上位グリッドにつけることがあっても、レースで順位を落とすことが多く、コンストラクターズランキング9番手に沈んでいる。
■ハース代表、ドライバーのフィードバックを軽視していた? 「耳を傾けるべきだった」
シュタイナーは、フラストレーションが溜まる現状を受け入れることは困難だと認めた。
「今はタフな状況だ」
「ストライカーがおらず、ディフェンダー11人のフットボールチームを持っているようなものだ。みんなが攻撃してくるが、何もできないんだ」
「(残りの2戦は)ダメージ・リミテーション(抑制)のレースになる。だが他の全員が良い仕事をすると、それは機能しない。何もできないんだ」
「全てパーフェクトではなくても同じだ。我々はレームダック(死に体)状態でそこに座っているだけだ」
シュタイナーは、今季チームが苦戦していた理由は突き止めているため、2020年は”復活”を遂げ、全く異なるシーズンになると期待している。
「我々は、”新しい本”を開くことができると期待している。新しい1ページではなく、新しい本だ」
「私にとって、2019年はなかったことにして忘れたい1年だ。そこから抜け出すのが待ち遠しい。この苦境を乗り越えるため、進み続ける」
「現状についてあまり動揺しないようにしたい。おそらく復活できた時には、それをより感謝できるだろう。良くない時を知っていなければ、良い時の評価はできないんだ」
ハースのケビン・マグヌッセンは、チームがそれほど思いつめないことが重要であると考えており、チームが達成した功績を忘れてはいけないと話した。
「今年は”オフ”の年だった。それは素晴らしいことではないが、昨年はランキング5位だったんだ」
「それを3年目で達成したのはとても印象的だ。トロロッソも5位になったことがない(最高ランキング6位/2008年)。僕たちはトロロッソがこれまでに達成したよりも高い成績を残したんだ」
「人々はすぐにそれを忘れていってしまうし、僕たちでさえもそうだ。僕たちは常により良い成績を残すことを望んでいるけど、時々は立ち止まり、うまくいったことを振り返るのが良いこともある。そして、再びそれを成し遂げることを目指すんだ」
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