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スポーツ 2019.11.7

2020年のF1残留が絶望的となったヒュルケンベルグ「F1に代わる選択肢なんてない」

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 2019年限りでルノーを離れることが決定しているニコ・ヒュルケンベルグ。彼は2020年もF1にレギュラードライバーとして留まることを望んでいるが、各チームのシートはほぼ確定しつつある。

 マックス・フェルスタッペンの2020年のチームメイトが明らかとなっていないレッドブルだが、その椅子はアレクサンダー・アルボン、ピエール・ガスリー、ダニール・クビアトの3名で争われると考えられており、それに漏れた2名がそのままトロロッソのシートに収まるものと思われる。

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 ヒュルケンベルグはまた、アルファロメオのチーム代表であるフレデリック・バスールと親交が深いこともあり、キミ・ライコネンのチームメイト候補のひとりと見られていた。しかし、先日アントニオ・ジョビナッツィのアルファロメオ残留が発表されたことにより、その可能性もなくなった。

 ロバート・クビサの離脱が決定しているウイリアムズに関しても、シート獲得の可能性は低いだろう。ウイリアムズのリザーブドライバーであり、現在FIA F2のランキング2番手につけているニコラス・ラティフィが、クビサの後任となることが有力視されているからだ。ラティフィは今季、アメリカGPを含め既に複数回FP1で走行している。

 いずれにせよヒュルケンベルグは、自身がF1にデビューした2010年に所属していたウイリアムズに復帰する上で、2020年は適切な時期ではないと考えている。

「彼ら(ウイリアムズ)は僕以外の誰かを必要としている」とヒュルケンベルグは語った。

「僕は彼らにとって適切な人間、ドライバーではないと思う」

「僕がキャリアにおいてどの位置にいるのか、彼らが今どの位置にいるのかを考えると、(2020年は)適切なタイミングではないと思う。ウイリアムズでは共にレースをしたし、チームに対して敬意を払っているけど、それ(ウイリアムズ復帰)があるとは思わない」

 ヒュルケンベルグはまた、トップチームでリザーブドライバー、シミュレータードライバーになる可能性に関しては「選択肢にない」とコメントした。一方でF1以外のシリーズを検討しているかについては、次のように述べた。

「正直なところ、今は分からない。しばらくの間レースをしないかもしれないしね」

「ここ(F1)で何が起こるか次第だ。その答えが出たら他のところを見ていくよ」

「ただやみくもにレースへ参戦することはしたくない。レースは僕の好きなもので、刺激的な挑戦である必要がある。今の段階では結論も完璧な答えも出ていない」

 ヒュルケンベルグはこれまでウイリアムズ、フォースインディア(現レーシングポイント)、ザウバー(現アルファロメオ)、ルノーを渡り歩いてきたが、上位を狙えるトップチームに在籍したことはない。その影響もあり、彼はF1における表彰台未経験者の中での最多出走記録を保持している(177戦/2019年アメリカGP終了時点)。しかし、彼はここまでのキャリアを後悔していないと語った。

「何かやり残した仕事があるようには感じていない。僕はいろんなドライバーがF1のシートを失っていく中で、何年間も安定して良いパフォーマンスができたと思っている」

「もちろん、これからもっと違った記録を作りたいし、より多くのポイント、表彰台、そして勝利を勝ち取りたい」

「物事がうまくいかなかった理由は大体分かっているけど、僕はこれまでのことに納得しているから、夜もぐっすりと寝られるんだ。もちろんレースを続けたいとは思っているけど、もしそうならなくても人生は続いていくんだ」

 そう語ったヒュルケンベルグだが、ユーロF3、GP2でチャンピオンを獲得して順風満帆なキャリアをたどってF1に上り詰めたこともまた事実だ。彼は現状に100%満足している訳ではないようだ。

「もちろん満足していない部分もある。“ツール”を持っていなければ、上位で戦う選択肢も限られてしまう」

「そうなれば、あとはチームメイトよりも良い走りをして、持てるマシンで最大限の結果を残すしかないんだ」

「もちろんもっと多くのことを成し遂げたいし、それを夢見ている。でも現実は違う。今できること、今できる最善のことは何か? それを考えるんだ」

「F1はやっぱりF1だし、モーターレーシングの頂点で大きな意味を持つ。これに代わる選択肢なんて他にはない。なぜなら、ここには依然として世界最高のドライバー、チーム、そしてエンジニアが揃っているんだ」

「その中で素晴らしいレースをして……仮にその結果が6位や7位であったとしても、満足感があるし、努力が報われたと感じるんだ」

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(motorsport.com 日本版 Adam Cooper)

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