今週月曜日(11月4日)、ペンスキー・エンターテイメントが、NTTインディカー・シリーズとインディアナポリス・モータースピードウェイを買収したことが発表された。ペンスキー・エンターテイメントは、ペンスキー・コーポレーションの子会社。つまりインディカーに3台のマシンを参戦させている会社が、そのシリーズの経営権を取得したということになる。
ペンスキー・エンターテイメントは、ハルマン&カンパニーから、主要な営業資産を取得することになるが、この取引は政府の承認などが済んだ後、正式に完了するようだ。
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「我々は最近、この可能性についてロジャー・ペンスキーとペンスキー・コーポレーションに打診した。そして合意を得るための仕事を開始したのだ」
ハルマン&カンパニーの会長であるトニー・ジョージはそう語った。
「インディアナポリス・モータースピードウェイは、1909年以来、モータースポーツの中心的な存在であり、権威となっている。そしてハルマン-ジョージ家は、70年以上にわたってこの偉大な施設のスチュワードとして奉仕してきた」
「ロジャー・ペンスキーとペンスキー・コーポレーションに、象徴的なスピードウェイの4番目の所有者として、そのトーチを渡すことができ、光栄に思っている。インディカーのレースとインディアナポリス・モータースピードウェイでのこのスポーツの将来を未来に導いていくために、ロジャーと彼の会社ほど有能な人々は他にいないだろう」
ロジャー・ペンスキーも、今回の買収決定に伴い、次のようにコメントを発表している。
「レースに対する私の情熱は、1951年にインディアナポリス・モータースピードウェイで行われたインディ500を、父と共に観戦したことで始まった」
そうペンスキーは語る。
「我々はこのスピードウェイとインディカーのレースの歴史と伝統について、大きな敬意と感謝の念を抱いている。ハルマン&カンパニーに対しては、その遺産を築いていくチャンスを与えていただいたことに感謝したい。そしてこの素晴らしい施設を新しい時代に導いていく手助けをすることは、ペンスキー・コーポレーションにとってとても名誉なことだ」
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