カル・クラッチロー(LCRホンダ)はMotoGP第18戦マレーシアGPの決勝を、5番グリッドと好位置で迎えた。しかし彼はスタートで一気にポジションを落としてしまい、レース後半12番手を走行中に転倒リタイアを喫した。
「最悪なスタートを切ったのが全ての始まりだった」と、クラッチローはマレーシアGPを総括した。
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「ギヤを変えた時にパワーが無かったんだ」
「先週のオーストラリアGPで、僕はロケットスタートを決めた。そして今日のレースでもパワーは同じように思えた。可能な限りベストなラインをとって、ギヤを2速に上げたら、パワーが全然無かったんだ」
「5台か6台のバイクが僕を抜いていった。そしてターン1でワイドに押し出されて、更に3台に抜かれた」
「良いスタートができたなら、ポジションを上げられたはずだ。でも逆に叩きのめされた。そういうことだ」
またクラッチローによると、決勝レースでのセッティングはよりグリップのある路面に合わせていたことで、バイクを快適に感じられなかったという。
全くグリップが無く、ブレーキングやコーナー脱出の加速で苦戦していたと彼は話す。ただそうだとしても、スタートの失敗が無ければ満足のできる結果を得られたと考えているようだ。
「最高のフィーリングがあったわけではなかった。でもそのフィーリングが無くても、スタートが良かったならもっと良いポジションを獲れたと思う」
「僕は今日、先頭集団でレースを始めなければいけなかった。だけどターン1に向けてそのスタートは切れなかった。追い抜いていったライダーと一緒に進まざるを得なくて、もう先頭集団へは挑めなかった」
そう語ったクラッチローだが、残り6周というレース後半で彼は転倒を喫してしまった。これはブレーキングエリアで速度を落としきれずに起こった事であり、サンマリノGPと完全に同じタイプの転倒だとクラッチローは説明している。
「一番最近転倒したのは、ミサノのレース中だ。アラゴン、もてぎ、フィリップアイランドはプラクティスでも転倒していない」
「だから今日転倒したのは少しショックだ。転倒するとは考えていなかったし、少なくともチェッカーフラッグを見届けるつもりだった」
「ガッカリしているけど、僕らは6位(アラゴン)、5位(日本)と来て、前戦では2位に入っていることを忘れちゃいけない。そういったレースでは良い感触があった。だから今日の結果よりも、もっとポジティブな姿勢でバレンシアに向かう必要があるんだ」
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