現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > ホンダ田辺TD決勝後インタビュー:「メルセデスとは実力差があった」/F1アメリカGP

ここから本文です
スポーツ 2019.11.5

ホンダ田辺TD決勝後インタビュー:「メルセデスとは実力差があった」/F1アメリカGP

  • みんカラ つぶやく
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 9月のF1第15戦シンガポールGP以来、マックス・フェルスタッペンが久々に表彰台に上がった第19戦アメリカGP。ドライバーズ選手権ではセバスチャン・ベッテルを抜いて、単独4位に浮上した。しかしホンダの田辺豊治テクニカルディレクターは、「メルセデスとは実力差があった」と、完敗を認める。とはいえフェラーリを含め、「上位2チームと、近いところでは戦えたかな」という認識も示した。

──久々の表彰台ですが、手放しでは喜べないですか?
田辺豊治テクニカルディレクター(以下、田辺TD):全般的には、そうですね。まずホンダ車4台で見た時に、期待したような結果が出せなかった。そしてレッドブル・ホンダの対メルセデスでも、完全について行けない状況でした。

    F1第19戦アメリカGP決勝トップ10ドライバーコメント(2)

──力負けでしたか?
田辺TD:そうですね。彼らは1ストップ、2ストップのふたつに作戦を分けてきたわけですが、その両方にやられてしまった。戦略的にどうこうというより、実力差があったかなと。最後はハミルトンを追いつめましたけど、やはり両チームの力の差が出てしまったという印象です。

──黄旗が出ていなければ、もしかしたらハミルトンを抜いて2位になっていたかもしれない。とはいえ、ハードでのペースは遅かったですね。
田辺TD:残念ながら。

──いっぽうで、予選一発の速さは勇気づけられるものでしたか?
田辺TD:全チームの実力が、ぐしゃっと接近しましたからね。

──外から見る限りでは、第18戦メキシコGPで予選トップタイム、今回もポールから僅差の3番手と、どんなコース特性のサーキットでも、速さは出せている印象なのですが。
田辺TD:そんなに単純ではないと思います。残りブラジルとアブダビに行って、どうなるかですね。その都度答えが出てくると思いますが、絶対的に速いという答えにはならないでしょうね。年間を通して、「これは強い」という評価を得られるところまで行かないと。

──夏休み前はレッドブル・ホンダがぐんと伸びて、それが明けにはフェラーリが一気に速くなりました。そして今は三つ巴に見えます。田辺TDは、どのような印象ですか?
田辺TD:三つ巴的にはなっていますが、ひとつのパックに3チームが入ってるというよりは、まだまだ上位2チームとは差はありますね。近いところでは、戦えたかなというところでしょうか。

──メキシコでは、「メルセデスとフェラーリにフタをされてたのが、ちょっと頭を出して息ができた感じ」と言ってました。今回の予選も、それに近かったのでは?
田辺TD:いえ。僅差とはいえ、2台にフタをされました。

──今回も、スタートはよかったですね。
田辺TD:数字的なものはまだ見ていないですが、きれいなスタートができたと思います。今年いろいろ見えた課題を解決しつつやってきた。そのおかげで、今のところ安定しているかなと。

──フェルスタッペン自身は、「黄旗が出ていなければハミルトンを抜けていた」と言っています。同意見ですか?
田辺TD:そうですね。ただタイヤマネージメントも含め、全体的なチーム力でわれわれはまだまだ敵わないと思っています。

──最後にハミルトンの六度目のタイトル獲得について。
田辺TD:本当に、凄いことです。おめでとうございます。強いですよね。チャンピオンを続けるのは、本当に難しいことです。新パワーユニット(PU/エンジン)が導入されて、そこで大きなアドバンテージを得た中でスタートを切れたという巡り合わせのよさももちろんあった。

 しかしライバルたちも必死に開発して追い付こうとしている中、その位置を守り切っているのは本当に素晴らしい。チームの首脳陣はみんなかつての仕事仲間ですが、みんないまだに「何かあったら即対応する。それは今も欠かさずやっているよ」と言っていました。そういう企業文化的なところ、そして優れたパワーユニット、車体、すべてが合わさって、この偉業を達成したのだと思います。

  • みんカラ つぶやく
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

(AUTOSPORT web )

コメントの使い方

みんなのコメント

ログインしてコメントを書く

(株)カービュー関連サービス

メールマガジン メールマガジン

愛車無料一括査定

あなたの愛車今いくら?

車の種類を選択
事故車 商用車
お住まいの郵便番号を入力
-
※郵便番号がわからない方はこちら

※(株)カービューのページへ移動します