MotoGP第18戦マレーシアGPのフリー走行3回目が行われ、ペトロナス・ヤマハSRTのフランコ・モルビデリがトップタイムをマークした。
セパン・インターナショナル・サーキットは幸い雨に降られることなく快晴に恵まれた2日目を迎えた。気温は31度、路面温度45度と熱帯らしいコンディションで、予選組分けを決するセッションが始まった。
■ファクトリーマシン獲得は当然? 自信見せるクアルタラロ、予選でレコード更新狙う
このセッションは序盤からマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)がペースよく走り、5分も立たない内に2分0秒266を記録。そこから1分59秒713までタイムを縮めた。
同じ頃、ヨハン・ザルコがターン1を曲がりきれずにコースオフを喫し転倒した。幸い低速だったため、マーシャルの手を借りてコースへと戻った。
コース上ではマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)が1分59秒311と早くも59秒台前半に入れた。なお初日を含めた総合タイムでのトップはファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)の記録した1分58秒576だ。
序盤の15分間を終えると、並びはビニャーレス、マルケス、クアルタラロとここ数戦でおなじみの顔ぶれとなった。4番手にはジョアン・ミル(スズキ)が続いたがQ2圏内の総合トップ10には届いていない。
セッションが折返しを過ぎると、ピットでの作業を終えたライダーがコースイン。だがその中で、前述のミルが速さを示した。ミルは1分59秒501で2番手に浮上だ。
セッションも残り15分を切り、まとめのアタックに備えた動きが慌ただしくなり始めた。まずはフランコ・モルビデリがアタックに入り、1分59秒074をマーク。FP3トップタイムだ。
残り7分、ピットでタイヤを付け替えたライダーがコースイン。アタックに向かった。そんな中、マルケスがアタックに入ると自己ベストを刻み、1分59秒160で総合3番手に浮上した。
セッション終了直前、ザルコがアタックをまとめ、1分59秒486で総合9番手にポジションを上げた。そしてラストアタックでは、前戦オーストラリアGPで好調だったフランチェスコ・バニャイヤ(プラマック)が1分59秒253で総合7番手に割って入った。
トップ層ではモルビデリが更に自己ベストを縮めて来たが、1分58秒761とクアルタラロの記録したレコードタイムにはわずかに届かなかった。
それ以上のタイム更新は無くFP3は終了。同セッションのトップタイムはモルビデリとなった。2番手はクアルタラロ、3番手はマルケスだ。
FP3までの総合タイムで見ると、トップはクアルタラロ、2番手モルビデリ、3番手マルケスとなっている。
予選組分けで見ると、代役参戦のザルコが10番手でQ2進出を果たした。
一方でQ1スタートには、カル・クラッチロー(LCRホンダ)や冬期テスト非公式ながらレコードタイムを記録しているダニーロ・ペトルッチ(ドゥカティ)などが含まれている。
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