2019年のモンスターエナジーNASCARカップは10月27日、バージニア州マーティンズビルのマーティンズビル・スピードウェイで第33戦が行われ、マーティン・トゥルーエクスJr.(トヨタ・カムリ)が優勝。シリーズ制覇に向け、まずはチャンピオン決定戦“プレーオフ”最終戦への切符を手にした。
年36戦で争われているNASCARカップシリーズは、終盤10戦がプレーオフとして行われており、最終戦までの9戦でチャンピオン候補が16名から4名まで絞られる。第33戦マーティンズビルでは8名がチャンピオン獲得権を持ってレースへ臨んだ。
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その第33戦はシリーズでもっとも1周が短い0.526マイル(約850メートル)のマーティンズビルが舞台。決勝レースは130周、130周、240周の3ステージ合計500周で争われた。
ステージ1では、3番手スタートだったトゥルーエクスJr.が序盤にトップへ浮上すると、そのまま逃げ切りトップチェッカー。2位にデニー・ハムリン(トヨタ・カムリ)が続き、トヨタ勢がワン・ツーを決めている。
ステージ1を制したトゥルーエクスJr.はステージ2でもペースを落とさず。チェッカー目前でカイル・ラーソン(シボレー・カマロZL1)を交わし、2ステージ連続でトップチェッカーを受けた。
迎えたステージ3も、トゥルーエクスJr.が独走し、狭いトラックながら一時は2番手に3秒以上もの大差をつけてみせる。
終盤にはウイリアム・バイロン(シボレー・カマロZL1)など、ライバルの猛攻を受けたもののポジションは譲らず。最終的にトゥルーエクスJr.は500周中464周でラップリーダーを務める圧倒ぶりで自身通算26勝目を飾った。
この勝利でトゥルーエクスJr.は最終戦をチャンピオン候補のひとりとして争うことが確定。2017年以来のシリーズ制覇へ望みをつないだ。
レース後には、ステージ3終盤に接触があったジョーイ・ロガーノ(フォード・マスタング)とハムリンが口論の末、ロガーノがハムリンの肩を押したことであわや乱闘騒ぎに。両チームのクルーが止めにかかる一幕も見られた。
この週末は下位シリーズのNASCARガンダー・アウトドアズ・トラック・シリーズの第21戦もマーティンズビルで行われ、19歳のトッド・ギリランド(トヨタ・タンドラ)が悲願のシリーズ初優勝を飾っている。
2019年のモンスターエナジーNASCARカップ、第34戦は11月3日にテキサス州フォートワースのテキサス・モーター・スピードウェイで行われる。
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