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スポーツ 2019.10.31

ホンダF1田辺TD決勝後インタビュー:「ここ数戦、フェラーリやメルセデスに蓋をされていたが、新鮮な空気を吸えました」

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 前戦日本GPに続き、マックス・フェルスタッペンがスタート直後に接触してしまい、勝てるチャンスを失ったレッドブル・ホンダ。しかし予選では大本命のフェラーリ2台を抑えて、コースレコードを叩き出した。確かな速さを発揮できたメキシコGPの週末についてホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターは、「今までの重しを掛けられた感じから頭を出して、新鮮な空気が吸えた」と、述懐していた。

──決勝レースの振り返りをお願いします。
田辺豊治F1テクニカルディレクター(以下、田辺TD):初日二日目の速さをレース結果に結びつけられなかったのが、まずは残念でした。特にフェルスタッペン選手ですね。一方(アレクサンダー・)アルボン選手はきっちり仕事をこなして5位に入ったし、トロロッソ・ホンダも何とか(ピエール・)ガスリー選手が9位入賞できました。

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──結果は期待したものではなかったとはいえ、今週末ある程度の手応えは感じたのではないでしょうか?
田辺TD:そうですね。ここ数戦メルセデスとフェラーリに、蓋をされた感じのレースが続いていた。それが今回の予選で最速タイムを出せました。気圧が低い特殊な環境下で、空力やパワーユニット(PU/エンジン)に大きな影響を受けながらも、速さを出すことができた。そのことはこの先の終盤3戦を戦う上でも、重しを掛けられた感じから頭を出して、新鮮な空気が吸えたかなと。

──次のアメリカも、ここでの成果が活かせますか?
田辺TD:オースティンはオーバーテイクもできますし、レッドブルが得意なコースでもある。パワーユニットも平地仕様のセッティングを見直して、最高の結果を出したいと思います。

──フェルスタッペンは鈴鹿のルクレールに続いて、今回はハミルトンと接触。単純に、運がなかったということですか?
田辺TD:う~ん(と、考え込む)。


──スタートは、よかったですよね。
田辺TD:そうなんです。あそこでスリップに付いて、ブレーキングをギリギリまで遅らせた。そこで、やられてしまったわけですけどね。このところスタートがうまく行っているのは、これまでの失敗例を見直して改善を重ねていることが大きいです。スタートプロセスを車体側とも繰り返し確認していることも、効果的ですね。

──そのあとのレース展開は、ピット戦略も明暗を分けた印象です。
田辺TD:ええ。レッドブル・ホンダが2台とも2回ストップだったのに対し、メルセデス、フェラーリは分けてきた。その中では1ストップのドライバーが、結果的に上に行った。レースでのタイヤの劣化状況を読み切れなかったのと、もともとデグラデーションがよくなかったことで、1回ストップに踏み切れなかったのかもしれないですね。

──とはいえフェルスタッペンは5周目にハードに履き替えて、チェッカーまで走りきりました。
田辺TD:確かに。事前にそこまで読みきれず、踏み切れなかったということです。

──そもそもですが、田辺さんの感想としては予選での3グリッド降格が痛恨でしたか。
田辺TD:痛恨ですよ。それがなければ、今回スタートもよかったですから、順位を下げることはなかったはず。1コーナーをクリアに抜ける可能性も高かったし、そうすればずいぶん違った展開になっていたでしょう。たられば、ですけどね(苦笑)。先頭を走れば、いろんなことが有利なわけですし。

──クリスチャン・ホーナー代表は今回の速さには、ホンダの貢献も大きかったと言っていました。
田辺TD:それはわれわれも非常にうれしいですし、特殊な環境にきちんと合わせられたことはよかったです。これは必ず、今後の違うコンディションのレースでも活きるはずです。

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