バレンティーノ・ロッシ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)にとって、MotoGP第17戦オーストラリアGPはロードレース世界選手権で通算400戦目のレースとなった。節目のレースで、ロッシは序盤にレースをリードする姿を見せた。
オーストラリアGPを4番手からスタートしたロッシは、1コーナーにアウト側から入って見事なホールショット決めた。さらにそこから4周目までトップをキープ。400戦目の節目のレースをリードした。
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4周目にはカル・クラッチロー(LCRホンダ・カストロール)やアンドレア・イアンノーネ(アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ)などに交わされて後退したロッシ。以降は4番手争いを展開して、8位でチェッカーを受けた。
「すばらしいスタートを切って、400戦目のレースをお祝いできてよかったよ。少しの間だったけれど、トップで走ることができた。最終的な結果は、すばらしいものではなかったけれど、3位表彰台を獲得したジャック・ミラーからはそう離れていなかった]
ロッシは10番手走行中の残り5周目で転倒し、リタイアを喫した日本GPと比べて「よく走れたと思うし、競争力もあったよ」とも言う。オーストラリアGPの中盤以降は、ミラーやフランセスコ・バニャイア(プラマック・レーシング)、ジョアン・ミル(チーム・スズキ・エクスター)、イアンノーネ、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ・チーム)などと混戦のポジション争いを展開した。その集団のトップが、表彰台を獲得したミラーだ。
一方で、チームディレクターのマッシモ・メレガリがロッシがトップを守るペースが維持できなかった理由について明かしている。
「バレは力強いスタートを切りましたが、27周すべてでレースをリードするペースを維持できませんでした。タイヤのグリップが低下し、トップスピード差によって、ポジションを守ることが厳しかったのです」
「さらに強くならないといけないね。改善の必要がある。フィリップアイランドのレースはいつもすばらしいんだけど、終盤は厳しい戦いだったよ」と語るロッシ。400戦目のレースは、悲喜こもごもの戦いとなったようだ。
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