レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、F1メキシコGPのフリー走行2回目にアレクサンダー・アルボンがクラッシュした影響で、持ち込んでいるスペアパーツが不足気味だと認めた。
FP2序盤に喫したアルボンのクラッシュの影響はそれほど大きくないように見えたものの、チームはアルボン車のシャシー交換を決断。これによりスペアパーツが不足し、予選日にどちらかのドライバーが大きなクラッシュを喫した場合、対応できないような状態に陥っていたという。
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「金曜日、アレックスのちょっとしたインシデントの後、スペアパーツが少し乏しい状況になった」と、ホーナーはスカイF1に語った。
「それは正常なことだ。パーツは比較的頻繁に交換およびアップデートされるため、備蓄はしないんだ」
「金曜日の夜、スタッフは驚異的な仕事をして、シャシーを交換した。ただ、予選や決勝の前にもう一回やりたくはないね」
今回のグランプリがエルマノス・ロドリゲス・サーキット初走行だったアルボンは、FP3を8番手タイムで終えると、予選では5番手タイムを記録した。
「金曜日の夜、彼は少し厳しい時間を過ごしていたと思う」とホーナーは話した。
「彼は夜遅くまでデータを見つめていた。でも新しい1日だし、新しいチャンスは来るんだ」
マックス・フェルスタッペンも、クラッシュが許されない状況の中、予選最速タイムを叩き出した。しかしながら、黄旗無視でグリッド降格ペナルティを受け、決勝は4番グリッドからスタートする。
結果として、フェラーリがフロントロウを独占し、絶好の位置から決勝に臨むこととなった。ホーナーは、フェラーリが持つストレートでの印象的なパフォーマンスについて改めて強調した。
「フェラーリはストレートでとても速い。我々の方が全てのコーナーで速いが、ストレートでダメージを受けているんだ」
「フェラーリ以外と比べると、ホンダのエンジンはメルセデスにかなり近づいている。ルノーも近い位置にいる」
「現時点でフェラーリは傑出しており、ベンチマークなんだ。違いは少しではなく、とてつもなく大きい。我々はそれをコーナーで補おうとしている」
アルボンは、マシンには速さがあると自信を持っており、うまくタイヤをマネジメントしてポジションを上げたいと意気込んだ。
「予選5番手は素晴らしいものではないけど、悪くもない。FP2でのクラッシュを考えると満足している。あまりトラックを学ぶことができなかったので、予選は難しかった。マックスがこのクルマの速さを証明したので、もう少し近づきたかった」
「決勝は良いレースになるはずだ。1コーナーまでは長いので、なんだって起こりうる。マックスのレースペースは良かったので、僕も宿題をして、データを調べるつもりだ」
「タイヤのデグラデーションが激しいことが分かっているので、どうなるか見てみよう。タイヤをうまく管理できれば、いくつかポジションを上げられると思う」
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