2019全日本スーパーフォーミュラ選手権の最終戦が鈴鹿サーキットで行われた。ウエットコンディションで行われた金曜専有走行でトップタイムを記録したのは国本雄資(KONDO RACING)で、タイムは1分55秒296だった。
全7戦で競われる2019年のスーパーフォーミュラも、いよいよ最終ラウンドとなった。最終戦開幕前の時点で、山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING/29ポイント)、ニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S/28ポイント)、アレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING/25ポイント)、山下 健太(KONDO RACING/21ポイント)、小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG/19ポイント)の5名にタイトル獲得の可能性が残されている。
■レッドブル・ジュニアからの新しい“刺客”ヴィップスが鈴鹿入り「明日の初走行が楽しみ!」
朝から降り続く雨の影響でコース上はフルウエットの状態。直前に行われたWTCR(世界ツーリングカーカップ)のフリー走行で赤旗中断等があった影響で、スーパーフォーミュラの専有走行は定刻から15分遅れの11時15分にスタートした。
セッション序盤は小雨状態だったこともあり、各車が続々とコースイン。特に最初の10分間は目まぐるしくトップが入れ替わったが、国本雄資(KONDO RACING)が1分55秒296でトップタイムを更新した後は、雨脚が強くなった影響もあり各車が続々と走行を切り上げた。11時32分には全てのマシンがピットガレージに収まった。雨量は増す一方で、各チームとも走行するには難しいというコンディション。セッション中盤の約20分間は誰もコースに出ないという状況となった。
残り20分になって雨脚が弱まると今回デビューを果たすユーリ・ヴィップス(TEAM MUGEN)を皮切りに多くのドライバーがコースインしていったが、タイムを計測することなくピットに戻った。
依然として強い雨が降り続いていたが、セッションが残り10分となるとタイム計測を行うマシンが出始めた。しかし、セッション終了までの10分間で最も速いタイムを出したのは小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)の1分58秒040。国本のベストラップを上回るドライバーはいなかった。
セッションは国本トップのまま終了。2番手に石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING)、3番手に中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)と、奇しくもスーパーフォーミュラのチャンピオン経験者が上位に名を連ねた。
今回のセッションは各チームが長時間走行を控えたこともあり、全20台中15台が総周回数10周未満となった。スーパーフォーミュラ、そして鈴鹿サーキット初走行をウエットで迎えたヴィップスは、ベストタイム2分02秒794で17番手だった。
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