2019年シーズン、アルファロメオからF1デビューを果たしたアントニオ・ジョビナッツィ。彼は17戦を消化した段階で、獲得ポイントは“4”と、チームメイトのキミ・ライコネン(31ポイント)からは大きく離されている。
ただ後半戦に入ってからの5戦で、ジョビナッツィはポイント圏内で3度フィニッシュ。後半戦でノーポイントが続いているライコネンとは対照的な状況と言えるだろう。
■苦戦が続くアルファロメオ。日本GPでは「“普通”ではなかった」とライコネン
ジョビナッツィは来季の契約がまだ固まっていない。だが彼は2016年のGP2初年度に資金不足に苦しみながらも2位を獲得したことを筆頭に、下位カテゴリ時代にキャリアを繋げるために戦ったことと現在のF1キャリアを繋げる戦いの間に、類似性を見出している様子だ
「僕にとってはいつもと同じようなことだ。カートの頃から、既に(参戦を)続けるための資金が無かったんだからね」と、キャリア継続を賭けた戦いに慣れているのかを訊かれたジョビナッツィは語った。
「小さなゴーカートチームにいた時、彼らは見返り無しでサポートしてくれた。そしてフォーミュラカーに進んだとき、メインスポンサーのインドネシアの人たちや多くのドライバーがシートを探してくれた」
「僕はプレッシャーと一緒にやってきて今ここに居る。そしてそれはF1でも同じことだ。この世界ではある種“普通の”プレッシャーだと思うよ。レース毎に、全てがとても素早く移り変わる可能性があるんだ」
「あるレースで“ヒーロー”になったとしても、次のレースでは“ダメダメ”になって、また次のレースではヒーローになっている……それは本当に速く変わっていくけど、どのカテゴリーでも同じことだ」
F1後半戦の初戦となるベルギーGPで、ジョビナッツィは後方のグリッドから追い上げを見せ、ポイント圏内を走っていた。しかし最終ラップというタイミングでクラッシュを喫し、好リザルトをふいにしてしまった。
そういったレース内容もあり、ジョビナッツィのシート喪失といった噂は早くから燻って来た。更にルノーのシートを喪失したニコ・ヒュルケンベルグが来季からアルファロメオへ加入するのではないか、といった話も持ち上がっていた。しかしジョビナッツィを支援するフェラーリは、そうした中でも彼に対する支持を表明している。
また当のジョビナッツィも自身が進歩を続ければ「誰も僕のシートを奪えない」と自信を覗かせている。
「マッティア(ビノット/フェラーリ代表)とは本当に良い関係を築いているんだ。彼がフェラーリは常に僕の事を支援していると言ったのはシンガポールだったと思うけど、それは本当に素晴らしい事だと思う」
「ドライバーとして、そうした支持や“サポートされている”という感覚を持つのは本当に重要なことだ。フェラーリとアルファロメオのチームには感謝している」
「今度は僕が来年もここに留まれるだけの、ベストな仕事をする番だ」
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