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スポーツ 2019.10.21

【MotoGPコラム】表彰台までは何マイル? 日本勢、母国戦は厳しい1日も”糧”を得る

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 ツインリンクもてぎで行われた日本GPの決勝レースで、日本人選手たちはMotoGP、Moto2、Moto3のいずれのクラスでも表彰台を逃した。日本人選手の日本GP優勝は、2006年の青山博一(250cc)が最後。表彰台という意味でも、2009年の同じく青山(250cc)が獲得した2位が最後の記録となっている。その記録を止める久々の表彰台獲得は、来年以降に持ち越しとなった格好だ。

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 今年の日本GPでは、Moto3クラスの鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)がフロントロウ3番グリッドからスタート。ホールショットを奪うと、序盤からトップを走行してレースを牽引した。

「うまくレースをコントロールし、上位集団を少人数に絞り込みたい」と土曜の予選終了後に述べていたとおりの展開に持ち込んだが、レース中盤には前を許して2番手へ下がった。

 最終ラップでもその位置につけていた鈴木は、最後に勝負をしかけることができず、むしろ逆にうまく仕掛けられて後半セクションで順位を下げ、表彰台を僅差で逃す4位でゴールした。

 クールダウンラップでも全身から悔しさをにじませていた鈴木は、ピットへ戻ってくると開口一番、「非常に悔しいです」と無念な思いを吐露した。

「今日の内容なら、2位で終わらなければいけないレースでした。最後の90度コーナーにさしかかったとき、ポジションをキープしようとした結果、表彰台を逃してしまった。ブレーキング勝負で2番手につけていれば、その順位でゴールできていただろうし、優勝も狙えたと思います」と、最終ラップの展開を振り返った。

「ハングリーさを忘れず、自分が挑戦者であることを忘れてはならない、と今日のレースから改めて学びました」

 鈴木は自分自身に言い聞かせるようにそう話し、終盤3戦へ自らの心構えを戒めた。

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 Moto2では、長島哲太(ONEXOX TKKR SAG Team)が1周目の1コーナーで転倒を喫してリタイア。ただアクシデントは、レース開始に先だち、ピットを出てグリッドにつくためのサイティングラップから既に発生していた。

 長島は走り出すといきなりスロットルが反応しない問題が発生したため、急遽サイティングラップを中断してマシンをピットへ戻した。チームは大急ぎで修復したものの長島は自身のグリッドに付くことはできず、ウォームアップラップにピットレーンスタートから合流し、グリッド最後方からレースをスタートさせた。

 そしてスタート直後、最後尾から追い上げを狙おうとした矢先の1コーナーで、他車との接触により転倒してリタイア、というのがことの顛末だ。

「どうして毎回、決勝日に限って問題が起こってしまうのか……。これをいつも〈運〉のひとことで片付けてしまうとチーム力が向上しないので、原因を突き止めて全員の力で解決しなければいけないと思います」

 長島は無念というよりもむしろ困惑したような様子で、そう締めくくった。

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 MotoGPクラスでは、右肩負傷の手術を翌週に実施するため、今回のホームGPが今季最後のレースになった中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)が16位でチェッカーフラッグを受けた。

「良い結果を期待できないことは、レース前から分かっていました。完走することが精一杯の目標で、レース後半はかなり痺れが強くなってきた中でも、コースサイドで旗を振って声援を送ってくれる人たちの姿を見て、最後まで諦めず走りきれました。ファンの方々と、肩が悪い状態でもずっと支えてくれたチームには、本当に感謝をしています」

 今シーズンのレースはこれで最後になったが、2019年を振り返った中上は、今年のパフォーマンスを「60点」と自己採点した。

「たとえばムジェロ(第6戦イタリアGP)は5位でゴールできると思っていなかったので、その意味では、それなりにいいパフォーマンスを発揮できたレースもありました。それだけに、(クラッシュした)アッセン(第8戦オランダGP)以降のレースで少しずつパフォーマンスが落ちていったことが残念です」

 日本GP終了後の次の週に肩の手術を実施する中上は、3~4週間後から復帰へ向けたリハビリを開始。レース現場へ戻ってくるのは、来年2月にマレーシアのセパンで実施されるプレシーズンテストになる予定だ。

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(motorsport.com 日本版 西村章)

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