MotoGPのMoto2クラスで現在ポイントリーダーをひた走るアレックス・マルケス(EG 0,0 Marc VDS)は、ウエットコンディションで行われた日本GPのフリー走行3回目であわや転倒という場面があった。
アレックス・マルケスはセッション終盤、最終コーナーの立ち上がりでハイサイドを起こしてしまい、マシンから投げ出されてしまった。しかし、彼はハンドルから手を離すことなく、絶妙なバランス感覚で転倒を回避。マシンと共にホームストレート上を滑走し、ピットウォールに停車した後、再発進するという“神業”を披露した。
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兄であるマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)も神懸かり的な転倒回避に定評のあるライダーだが、彼は弟の神業を次のように称賛した。
「驚いたよ。僕が去年それをやっていたら、肩を脱臼していただろうね」
そう語ったマルク・マルケス。彼は昨年のシーズンオフに脱臼癖のついた左肩を手術している。彼はさらにこう続けた。
「僕は50回はそのシーンを見たけど、まだ見飽きないね。こんなことは一生に一度か二度しか起こらないよ。たぶんヘルメットの奥ではパニックした表情を浮かべてたんだろうね」
このようにジョークを飛ばしたマルク・マルケスだが、今回の弟の転倒回避はタイトル獲得への執念が関係していると分析した。
「こういったことは相当集中しているからこそできるものだ」
「彼は今、チャンピオンシップにおいて極めて重要な局面に差し掛かっている。彼は何としてもタイトルを勝ち取りたいと思っているから、100%集中しているんだ」
「彼はとても幸運だった。良いところにいたから、スローモーションでもバッチリ記録されている。これ(映像)は彼のキャリアの中でずっと使われ続けるだろうね」
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