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スポーツ 2019.10.21

中上「間違いなくレースに出る」。予選日の雨がもたらした“恵み”のウエットコンディション/MotoGP第16戦日本GP

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 MotoGP第16戦日本GPの予選を終え、姿を現した中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)の表情は前日よりも明るいものになっていた。レースへの出場について悩むほど、怪我がもたらすフィジカルコンディションとその影響によるパフォーマンスの低下に苦しんだ前日から一転。中上は前向きな決断を下した。

 日本GPの予選日は、ツインリンクもてぎに朝から雨が降り注いだ。午前中に行われたフリー走行3回目では、フルウエット。水しぶきを上げながらの走行になった。決勝日にはドライコンディションが予想されているだけに、常ならばこうした合間の雨という状況は歓迎されるものではない。

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 そう、通常ならば。右肩に怪我を抱えている中上にとっては、今回ばかりはこの雨がいい方向に作用した。中上の「今日は“運よく”ウエットで走行ができた」という言葉が状況を物語る。中上は初日を終えて、自身のフィジカル面とパフォーマンスの状況を考え「自分のなかでレースをするべきなのか、というところまで悩んでいる」とまで語っていたのだ。右肩に怪我を負った中上の腕にはしびれが出て痛みもひどかったと言い、バイクを支えることができなかった。

 ウエットコンディションのなか走行したフリー走行3回目では、路面状況が中上の助けになったという。体への負荷が低くなり、怪我を忘れて走行できた。フィジカル面でも前日に比べればよくなった。

「走行までにしっかりケアをして、セッションに臨みました。そのおかげで、昨日よりはいい状態となりました。ウエットコンディションだったから、というのもあります。フリー走行4回目から次第に路面状況がハーフウエットになっていって、こうしたコンディションのおかげで、フィジカルのストレスがだいぶ軽減できたと思います」

 そして「間違いなく明日は走ります」ときっぱり。その表情は、暗く沈んでいた前日よりもはっきりと明るい。

 さらに中上はQ1から臨んだ予選で、チームメイトのカル・クラッチロー(LCRホンダ・カストロール)とトップタイムを記録し合った。このセッションからすべてのライダーがスリックタイヤを装着して走行となったが、実際には完全なドライではなかったという。最後にはアレックス・リンス(チーム・スズキ・エクスター)が2番手タイムをマークしたことで惜しくもQ2進出を逃したが、十分なパフォーマンスを見せた。

「もちろん、この結果にはがっかりしていますよ。セッション終盤までは2番手で、Q2へいけるところだったんですから。でも全力を尽くした結果です」

 決勝レースを走る。そう決めた中上だが、怪我とはまた違った懸念はある。初日のドライコンディションは怪我の影響でセッティングどころではなく、予選日はほぼウエットコンディションと、ウエット、ドライのミックスコンディション。レースに向けた準備が足りていないのだ。さらにはドライコンディションで、レースディスタンスを走り切れるかという心配もある。

 それでも「出るからにはトップ10あたりをねらいたい。今自分が持っているものを出しきれば、トップ10はねらえる力はあると思っていますから。それに、母国グランプリはいろいろなモチベーションがプラスになるんです」と、前向きなコメントも交える。

 予選時、中上が好タイムをマークするたびツインリンクもてぎのファンから歓声が上がった。「(セッションが終わり)ピットに戻ってきてモニターに映ったときには、拍手が聞こえてきました。純粋にうれしかった。背中を押してくれるのを実感します」と中上。決勝レースでは母国グランプリでファンの応援を背に受け、全力のレースを見せてくれるに違いない。

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