10月18日、2019年のMotoGP第16戦日本GPがツインリンクもてぎで幕を開けた。フリー走行1回目、2回目を終え、ファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)が初日総合トップタイムをマーク。母国グランプリに臨む中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は、総合15番手だった。
初日は今にも雨が落ちそうな分厚い雲が立ち込め、フリー走行1回目は気温18度、路面温度22度と気温、路面温度ともに低め。肌寒さも感じるなかで行われた。
【タイム結果】2019MotoGP第16戦日本GPフリー走行1回目
セッション序盤にトップに立ったのはマルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)だったが、そのタイムをアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ・チーム)が更新。トップタイムは1分46秒285と、寒さの影響かやや伸び悩む状況。
セッション残り時間20分となるころ、マーベリック・ビニャーレス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)がわずかにドヴィツィオーゾのタイムを上回り、トップタイムをマーク。残り15分にはマルケスが再び1番手タイムを記録、また、アレックス・リンス(チーム・スズキ・エクスター)が4番手に浮上し、終盤にはトップ5にホンダ、ヤマハ、ドゥカティ、スズキの4メーカーがそろい踏み。
さらに終盤の残り3分を切るころ、フランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハSRT)、リンス、ジョアン・ミル(チーム・スズキ・エクスター)、ジャック・ミラー(プラマック・レーシング)、さらにビニャーレスなどが続々とタイムを更新。ビニャーレスがトップで最終盤を迎えたが、チェッカーフラッグが振られたすぐそのあとに、これまで上位に浮上せずにいたクアルタラロがトップタイムで最後の周回を終了する。
フリー走行1回目はクアルタラロが制したかに思われたが、チェッカーフラッグ後のラップでビニャーレスがクアルタラロのタイムを更新。最後の最後で1番手タイムをマークしてこのセッションを終えた。
トップのビニャーレスに続き、2番手のクアルタラロ、3番手のモルビデリとヤマハ勢がトップ3を占める結果となった。前戦タイGPでチャンピオンを決めたマルケスは、トップから約0.5秒差の4番手。5番手にリンス、6番手にミルが続き、スズキ勢のふたりも健闘。
ドゥカティ勢としてはミラーの7番手が最上位となった。中上は10番手付近のタイムで推移しながら、最終的には15番手だった。
フリー走行2回目は、気温18度、路面温度21度のドライコンディション。相変わらず曇天ではあるが、体感温度は午前中に比べずっと暖かくなった。
セッション序盤、ミラーがトップタイムをマークするも、マルケスがそのタイムを更新しトップに立つ。その後しばらくマルケスがトップをキープしていたが、セッション中盤の20分過ぎ、ペトルッチがマルケスのタイムを上回る。
ペトルッチがトップ、2番手にマルケス、3番手にはクアルタラロがつけて、セッションは終盤を迎えた。予選日の午前中には雨の予報が出ており、フリー走行3回目はウエットコンディションが想定される。予選Q2へのダイレクト進出を確実にするには、このフリー走行2回目までにトップ10以内に入っておかなければならない。
最終盤に入ると、各ライダーが続々とタイムを更新していく。そんななか、セッション残り時間1分を切って1分44秒764をマークし、トップに立ったのはクアルタラロだ。この日、1分44秒台を記録したのはクアルタラロただひとり。このタイムでクアルタラロは、初日を総合トップで終えた。
2番手につけたのは、フリー走行1回目でトップだったビニャーレス。日本GPの初日はヤマハがワン・ツーを占めた。ホンダのマルケスが3番手で食い込み、4番手はドゥカティのドヴィツィオーゾ。このふたりを挟んで、ふたたびバレンティーノ・ロッシ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)5番手、モルビデリが6番手と、ヤマハ勢が続いている。
フリー走行1回目で5番手につけたスズキのリンスは11番手で、チームメイトのミルは9番手に入った。中上は終始苦しいセッションとなり、トップから約1.8秒差の15番手。初日としても15番手で終えた。
総じてヤマハ勢が上位に進出する結果となった日本GP初日。予選日は前述のとおり、雨の予報が出ている。天候、路面状況の変化が結果にどのような影響をもたらすのか。MotoGP日本GPの予選は10月19日15時05分からQ1を迎える。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
イケイケのBYDの次なる一手は認定中古車市場への進出! 「BYD CERTIFIED」開始でEV購入のハードルがダダ下がり
ホンダが新型「軽バン」発売!“ 柱無い”斬新モデル、反響は? 6速MT&CVTの「N-VAN」136万円から
EV戦略の“怪”、世界的には「失速」、国内は充電設備1年間で「3割増」[新聞ウォッチ]
見かけによらず超じゃじゃ馬!! 唯一無二の3ローター搭載市販車 ユーノスコスモの衝撃が忘れられん!!
ホンダの「コスパ最強SUV」やっぱり爆売れ! “209万円”の新型「WR-V」が凄かった! 人気「グレード」や「ボディ色」は? どんな人が買ってるの?
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?