ツインリンクもてぎで、MotoGP第16戦日本GPのフリー走行2回目が行われた。トップタイムをマークしたのはペトロナス・ヤマハSRTのファビオ・クアルタラロだった。
くもり空の元で始まったFP2は、午前中からほとんど気温、路面温度共に上昇せず、冷涼なコンディションとなった。
■MotoGP日本FP1:好調ヤマハ勢が“トップ3独占”。中上貴晶、母国戦を15番手発進
セッション序盤から各ライダーが精力的に周回。FP1ではフロントにソフトタイヤ、リヤにミディアムタイヤの組み合わせを試すライダーが多かったが、FP2ではミディアム・ソフト、ソフト・ソフトといったように選択がバラけた。
ひとまずトップタイムとしたのはジャック・ミラー(プラマック・ドゥカティ)。しかし開始から10分弱で、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)が1分45秒780を記録し、トップが入れ替わった。
そこからしばらくは各ライダーのタイム更新は控えめになっていたが、セッション折り返しをすぎる頃に、ダニーロ・ペトルッチ(ドゥカティ)が1分45秒686をマークしてトップに浮上した。
FP1でトップ3を独占したヤマハ勢だが、このセッションでもクアルタラロが3番手、フランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハSRT)が4番手、マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)が5番手と上位に並んで来た。バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)はセッション中盤に10番手タイムまで改善した。
セッション残り10分を切ると各ライダーがアタックに入り、まずはアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)がタイムを縮めて3番手に浮上。スズキのルーキー、ジョアン・ミルも4番手までポジションを上げた。
中上貴晶(LCRホンダ)もアタックに入るが、1分46秒766で13番手とトップ10に手が届かない状況だ。
残り3分、モルビデリが自己ベストを更新する走りで、一気に2番手へ割って入った。
アタック合戦は激しさを増し、ドヴィツィオーゾがトップに立ったかと思えば、その次の瞬間にはビニャーレスがそれを上回り、さらにマルケスもドヴィツィオーゾを超えるタイムを記録。上位の並びは目まぐるしく入れ替わっていく。
残り30秒、クアルタラロがアタックをまとめて1分44秒764をマーク。FP2はここまで控えめなタイムだったが、一足飛びでトップに躍り出た。
最終的にクアルタラロを超えるライダーは現れず、セッションは終了。初日トップタイムのクアルタラロは、唯一の1分44秒台を記録した。2番手はビニャーレス。3番手にはマルケスが並んだ。
最終的にロッシが5番手、モルビデリが6番手とQ2圏内に4台が入るなど、ヤマハ勢が好調を維持した。
中上は最終的に15番手。FP3のコンディションが雨になった場合、フリー走行総合トップ10に食い込むことができず、予選をQ1からスタートすることになるだろう。
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