MotoGP日本GP開幕前日となる17日(木)、ツインリンクもてぎでプレイベントが開催された。モビパーク内で小型EVバイクの「モトレーサー」を使用してMotoGPライダーと抽選によって選ばれた子供たちがペアを組み、“バトル”を繰り広げた。
参加ライダーはポル・エスパルガロ(KTM)、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)、アレックス・リンス(スズキ)、ジョアン・ミル(スズキ)、フランチェスコ・バニャイヤ(プラマック・ドゥカティ)、ジャック・ミラー(プラマック・ドゥカティ)、ハフィス・シャーリン(テック3・KTM)、ミゲル・オリベイラ(テック3・KTM)の9人だ。
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ライダーたちが会場に到着するとモトレーサーに興味津々。跨ってポジションを確かめ、フロントを浮かせたりと、普段乗っている1000ccという大排気量のMotoGPマシンに比べて“超小型”なためか、余裕でバイクを振り回していた。
大男たちがツナギ姿ではしゃぐ様子はなんとも笑いを誘い、集まったファンも思わず破顔していた。
各ライダーのモトレーサーには、MotoGPマシンと同じカラーリングが施されており、レプリカバイクとして雰囲気が非常に良く再現されていた。なおこのマシンは実際にモビパークで今後使用する事が可能とのことなので、MotoGP観戦に訪れる人は実際にモトレーサーをチェックしてみるといいだろう。
ペアを組む子どもたちと共にブリーフィングを済ませると、いよいよレースがスタート。なおこのレースはMotoGPライダーが3周→ペアの子どもたちが3周→MotoGPライダーが3周の計9周で争われる。
くじ引きでポールポジションをゲットしたミルを先頭にレースはスタート。しかしいきなりシャーリンがコースをショートカット。後方から一気に”トップに浮上”した。
レースは何でもありの様相を呈し、ショートカットと妨害が横行。3周を終えてペアの子どもにバトンタッチする際、後ろからツナギ姿でダッシュしてバイクを押すだけにとどまらず、シャーリンとリンスに至ってはコース上で立ちふさがり、勝利のために手段を選ばぬ強硬策に出た。
もう一度子どもからバイクを受け取ったライダーはスパート。しかしここでもショートカットが多数発生。実際のレースならペナルティ多発すること必至の展開だが、これは黙認された。
最後はスリーワイドに広がりながらエスパルガロ兄弟とシャーリンが集団となってフィニッシュ。日本グランプリの前哨戦はポルが優勝、2位アレイシ、3位シャーリンという並びとなった。
優勝したポルは「日本のファンはいつも暖かくてとても楽しい気持ちにさせてくれる」とコメント。さらにペアの子どもを肩車して表彰台に乗るなど、喜びをいっぱいに表した。
レース後にはライダーと子どもたちがハイタッチで喜びを共有し、プレイベントは大盛況のうちに終了した。
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