2019年シーズンのF1は第17戦日本GPを終えて、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がポイントランキング首位に立っており、2番手のバルテリ・ボッタス(メルセデス)に対して64ポイント差をつけている。鈴鹿でボッタスが優勝したことでポイント差は縮まったが、依然としてタイトル争いはハミルトンが優勢だ。ハミルトンがボッタスに対し、次戦メキシコGPでさらに14ポイント差を広げれば、ハミルトンのタイトルが確定する。
チームメイトに対するこうしたポイント差をどう考えているのか。日本GP決勝を前にそう聞かれたボッタスは、こう答えた。
「もう(タイトル争いが)終わったとは考えていない。たとえタイトルを争うためにとても幸運である必要があったとしてもね」
「まだタイトル争いは終わっていない。ただルイスはより一貫性を増している。こうしてポイント差をつけられているという状況は、僕自身のせいだとも言える」
「それが今の状況だ。僕はただ週末毎に集中していく。そして最後まで彼に戦い抜く。それから、最終的にポイントがどうなったのかについて考える」
「現時点では、少なくとも去年より良くなっているよ」
またボッタスは、パフォーマンス自体はハミルトンと比較しても改善しており、一貫性を増してきていると語った。
「それ(パフォーマンス)の一貫性は、去年から大分改善されてきた。ただ当然、僕はもっと接近したいし、そうするためにも細かいところまで取り組んでいきたい」
「予選のパフォーマンスは良いけど、まだ一貫性が十分じゃない」
「Q3できちんと走れなかったことで、スターティンググリッドでわずかに不利を被ったことが何度かある」
「そこが僕らの取り組むべき点だ。トラフィックであれ他の何であれ、ミスを最小限にし、チャンスは最大限に活用できるようにするんだ」
「重要なのは、レースペースとタイヤを上手く使うことだ。それから特定のコーナーや状況でのドライビングスタイルだね」
「今はエンジニアと働くにあたって良いやり方を見つけたし、本当に改善している。ルイスとのパフォーマンス差は縮まっている」
「常により速く走りたいと思うものだけど、僕は一貫性を必要としていて、そうするためにも細かい所を適切に行う必要がある。でもこの先はそれが可能だと思うよ」
そう語ったボッタス。彼はその後日本GPで見事に優勝を果たし、年間勝利数自己最多タイ(3勝/2017)とした。
なお、ボッタスがこのままランキング2位でシーズンを終えた場合、彼のF1キャリアにおいて、ベストリザルトとなる。
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