F1日本GP決勝をポールポジションで迎えたセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)だったが、スタートで失速。なんとか2番手をキープしてオープニングラップを消化したが、この失敗が最後まで響いて2位に終わり、優勝を逃した。
さらにベッテルはスタートの際、ライトが全て消灯する直前に一瞬動いたように見えた。これがフライングスタートではないかという疑いがあり、審議の対象となっていた。
■2日間のレースウィークは意外とアリ? ドライバーからは賛同の声多数
しかしながらスチュワードは、ベッテルに対して一切のペナルティを与えない、つまり“お咎めなし”という裁定を下した。FIAは15時18分にリリースされた公式文書の中で、その理由について説明した。
文書には次のように記されている。
「スチュワードはジャンプスタートの疑いがあるという映像について、各車に取り付けられているトランスポンダーからの情報に基づいて検証した」
「映像では(ベッテル車に)少し動きがあった一方で、それはF1におけるジャンプスタートシステムの許容範囲内であった。同システムはF1競技規則第36.13条によって定義されている」
文中で述べられているF1競技規則第36.13条の条文にはこう書かれている。
「FIAが認可し提供した各車に取り付けられているトランスポンダーが『スタートを合図する信号が消える前に動きだした』と判定した場合、ドライバーにペナルティが科せられる」
つまり、各マシンに設置されているトランスポンダーがジャンプスタートであると判定しない限りは、例え何らかの動きが認められたとしても、罰則が与えられないという解釈となる。
ロシアGPではキミ・ライコネン(アルファロメオ)がジャンプスタートによってペナルティを受けた。しかし今回のベッテルの件においては、トランスポンダーは“ベッテルが動いていない”と、認識し、演繹的にペナルティが科されることはなかった、ということだ。
「ライトが長い間点灯していたけど、あれは僕のミスだった。それで(スタートの)勢いを失ってしまった」とベッテルはレース後に語った。
「普通にスタートをミスするよりも悪いスタートになってしまった。本当に酷かったよ。それからはメルセデスが非常に速くて、難しいレースになった」
また、スタートのミスがなければ優勝できたかどうかについては、次のように語った。
「それは分からない。彼ら(メルセデス)にはいろんな戦略があったかもしれないからだ」
「今日はペースが良くなかったから、2位が最大限の結果だと思う。でも最初のスタートに満足していないのは確かだ」
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