2019年F1シンガポールGPの土曜予選Q1で、レッドブル・トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは1分39秒957で16番手にとどまり、Q2に進出することができなかった。
しかし予選終了後、8番手タイムをマークしたダニエル・リカルドがルノーの技術規定違反により予選失格となったため、クビアトの予選順位は15番手に改められた。
クビアト11番手「タイム改善の余地があるのは間違いない。バランス最適化が重要に」:トロロッソ・ホンダ F1シンガポールGP
土曜時点でリカルドとセルジオ・ペレスがペナルティにより降格されることが決まっており、暫定グリッドにおいてクビアトには14番手が与えられている。
FP3ではクビアトのマシンにオイル漏れが発生、チームは原因を調査する一方で、予選に出走することを優先してパワーユニット(PU/エンジン)交換を行った。トロロッソは「シャシー側のオイル漏れ」であることを明らかにしている。なお、過去に使用したパワーユニットへの交換であるため、ペナルティ対象にはならない。
■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
ダニール・クビアト 予選=15番手
今日の予選には満足できない。最後のラップはまったくうまくいかず、ラインを越えた瞬間にQ2進出の可能性はないと分かった。
ついてないことにひどい渋滞にはまり、そのせいで時間を失った。セクター1でエンジンスイッチに関して小さなミスをしたのもよくなかった。
FP3で走れなかったことの影響は大きかった。この手のコースでは1周1周がとても重要なんだ。Q1でコースに出ていった後、リズムに乗ることができず、マシンにもいい感触を持てなかった。
シンガポールでのレースは予測不可能だから、明日も難しいレースになるだろう。でもそれが僕らに有利に働く可能性もある。だからポイント圏内でフィニッシュするチャンスはあると考えている。
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