F1シンガポールGPのフリー走行2回目では、アウトラップ中でスロー走行をしていたセルジオ・ペレス(レーシングポイント)と、それを追い越そうとしたケビン・マグヌッセン(ハース)が交錯。マグヌッセンを壁際に追いやったペレスには戒告処分が言い渡された。
「僕たちはスチュワードと話をした。その後、当事者同士でも少し話をしたんだ。なぜなら彼(ペレス)がスチュワードに言ったことも、僕の考えていることも、間違っていないからだ」とマグヌッセンは語った。
■マグヌッセンは“紳士協定”を破った? ペレス、FP2でのインシデントについて語る
「別に気にしてないよ。これを大きな騒ぎにはしたくないし、今回起こった事に対してペナルティを科さなかったスチュワードにも抗議するつもりはない」
ペレスはアタックラップへと向かう直前、マグヌッセンが“すぐ後ろ”にいる事を認識していたが、先行するバルテリ・ボッタス(メルセデス)がスロー走行をしていたこともあり、レコードラインを外れて減速を続けていた。
それを見たマグヌッセンが、最終シケインであるターン21を抜けた直後に追い抜きにかかったが、同時にペレスがレコードラインに戻ってきたため、アウト側の壁に追いやられる結果となった。
マグヌッセンは当時の状況をこう説明した。
「僕がパワーをかけて彼の横に並んだ時、彼はドアを閉めてきたので、壁にぶつかってしまった」
「彼は何か他のものに集中していたから、レコードラインに戻ってきたのが偶然かどうかは分からない」
「とにかく、彼はラインを外していたんだ。そして僕はライン上にいて、パワーをかけてアタックラップを始めようとした、そしたら壁に追いやられたんだ」
一方のペレスは、こういったシチュエーションでは“紳士協定”なるものが存在すると主張していた。それは、アタックラップに向けて準備をしているドライバーを不用意に追い越さないことを指していると思われる。
ペレスが語る“紳士協定”についてマグヌッセンは、その存在を認めた。しかしながら、ペレスがレコードライン上を走っていれば、彼を追い抜こうとはしなかっただろうと付け加えた。
「彼はラインから外れていたんだ。だから僕はアタックに向かったんだ」
「そういう時に『先に行ってもいいですか?』なんて聞かないだろう。行くに決まっている」
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