MotoGP第13戦サンマリノGPでは、レース最終盤までファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハ)が先頭を走っていた。しかし、最終ラップでマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)にオーバーテイクを許してしまい、期待の新人の初勝利は露と消えた。
初優勝の絶好の機会を逃したクアルタラロだが、彼はマルケスとのバトルを“人生で最高の瞬間”と形容し、現チャンピオンの走りから多くを学ぶことができたと語った。
■「人生最高の瞬間だった」クアルタラロ、マルケスに敗れるもバトルに満足
しかしチームメイトであるフランコ・モルビデリは、クアルタラロが学ぶことは“ほとんど無い”と考えており、ルーキーながら速さを見せている彼が「まだ学ぶモノがある」と語ることで、ライバルたちを怖がらせようとしていると語った。
「そういったものは、若い時にライバルを怖がらせるために言うようなモノだ」と、モルビデリは言う。
「これは僕の意見だけど、ファビオはMotoGPで学ぶことはほとんど無いと思う。彼はとても速く、誰よりも強い。だから学ぶことはほとんど無いんだ」
「彼はどのラップも速い。それでどこに学ぶモノがあるんだ?」
「彼がこれ以上改善できるとライバルに思わせているのは、“戦略的な動き”だ。ちょっとした戦術だよ。ファビオには学ぶところはほとんど無いんだからね」
「それから、多分現実になるだろうけど、次のレースでは彼は半周前に行くだろうね」
モルビデリはサンマリノGPのレースペースでクアルタラロに対抗できず苦戦していた。ただ最終的に、師匠でもあるヤマハファクトリーのバレンティーノ・ロッシから僅か0.1秒差の5位でチェッカーを受けた。
ロッシとのバトルの中でいくつかミスを犯した後、モルビデリはなんとか4位を取り戻そうとしたが、ロッシを出し抜くことはできないと感じたようだ。
「ポジティブなレースだった。このトラックでのベストリザルトタイだし、とても満足しているよ」
「レース中のフィーリングは素晴らしいわけじゃなかった。だから余力をキープしておく必要があったんだ。フロント側が厳しくて、(転倒して)全てを無駄にしたくはなかった」
「その時点で僕は少しだけスローダウンした。バレンティーノは僕を追い抜いたけど、ラストラップには良いバトルができたよ」
「ただ結局、彼はとても速かったから出し抜くことはできなかった。でも最終的にはポジティブな週末だった」
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