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スポーツ 2019.9.20

”F1復帰は印象的だった” ハミルトンとグロージャンが、今季限りでウイリアムズ離脱のクビサに”贈る言葉”

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 2011年の初め、ラリー参戦中の事故により、特に右腕に大きな傷を負ったロバート・クビサ。当初は傷ついた右腕を切断しなければならない可能性もあったが、治療の結果これを回避。その後クビサは懸命なリハビリを続け、2019年にF1復帰を果たすことになった。実に9年ぶりのカムバックであった。

 ただ今年のウイリアムズが著しい低迷期を迎えてしまったことも相まって、クビサの成績は低迷。チーム唯一のポイントを獲得したものの、予選ではF1ルーキーのチームメイト、ジョージ・ラッセルの後塵を拝するのが常という状況だ。

    ■ロバート・クビサ、今季限りでウイリアムズ離脱「少しでも喜びを取り戻せるように」

 そしてシンガポールGPの木曜日、クビサは今季限りでウイリアムズから離れることを発表。チームもこれに伴ってプレスリリースを発行している。

 FIAの木曜プレスカンファレンスで、クビサがF1に復帰したことについて尋ねられたメルセデスのルイス・ハミルトンは、次のように語った。

「ロバートのことは、僕が一番長く知っているかもしれない。(1990年代後半に)僕らは一緒にゴーカートでレースを始めたんだ」

 そうハミルトンは語った。

「ロバートは、僕が戦ってきた中でも、最も才能があるドライバーのひとりだ。彼が持っている才能をいつも見てきた。それは、まだ彼の中にあるんだ」

「注目すべきことは、彼が事故を経験したことによって示した強さと決意だ」

「多くの人は、そのような状況からこのスポーツに戻ってくることなどできないだろう。そしてこれまでに他の誰かが置かれたことのないような状況に、彼はいたんだ」


「彼がカムバックを果たしたことは、素晴らしいことだと思う。以前のように競争力のあるチームにいた時とは、異なるシナリオであったことは間違いない。しかしそれでも、彼は今年素晴らしい成績を残した」

「このスポーツには、最高の才能が必要だ。そしてショーを素晴らしいモノにするために、できるだけ良い成績である必要があるんだ」

 ハースのロマン・グロージャンは、2010年にルノーのワークスチームで、クビサのチームメイトになる予定だった。しかしデビュー年である2009年が不振だったため、シートを喪失。クビサとコンビを組む予定は実現しなかった。

「彼は悪夢のような経験をした人にとっての、良い刺激になる存在だ」

 グロージャンはクビサについてそう語った。

「ロバートと初めて話したのは、2009年のこと……たしかアブダビだったと思う。2010年にはチームメイトになるはずだったので、とても楽しみにしていた」

「残念ながらそれは実現しなかったが、翌年ロバートが事故に遭遇した時、僕は(当時ロータスGP)テストドライバーを務めていたんだ。モータースポーツの最高レベルに戻り、戦うために彼が辿った道のり、そして彼がそれに一矢を報いた事は、とても印象的だった」

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(motorsport.com 日本版 Scott Mitchell)

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