フェラーリからの支援を受けるアントニオ・ジョビナッツィは今季、アルファロメオでF1フル参戦デビューを果たした。しかしながら、チームメイトとなったベテランのキミ・ライコネンに対してパフォーマンスの面で劣っており、14戦を終了してライコネンが31ポイントを獲得しているのに対し、ジョビナッツィは僅か3ポイントにとどまっている。
ジョビナッツィはイタリアGPで自己最高位となる9位を獲得。ベルギーGPではポイント圏内を走りながらも最終盤にクラッシュを喫しており、その借りを返した形となった。彼にとっては少なくとも、来季の残留に向けたアピールにもなったと思われる。
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今季限りでルノーを離脱することとなったニコ・ヒュルケンベルグは、来季の“就職先”を見つけられずにいる。彼にとっては、ジョビナッツィの後任としてアルファロメオで走るということは魅力的な選択肢だと考えられるが、フェラーリはジョビナッツィを起用し続けることを支持しているようだ。
フェラーリのチーム代表であるマッティア・ビノットは、ジョビナッツィについて次のようにコメントした。
「彼はベルギーではミスを犯したが、その後のモンツァでトップ10に入り、ポイントを獲得した」
「アントニオは成長しているが、サポートも必要としている。現時点では彼が十分に落ち着いているとは思っていないので、自分がフェラーリドライバーの一員であるという自信を持たせるのが適切だと思っている」
「今、アントニオは自身の成長を確かめるための重要なレースを迎えている。彼が前回のレースで見せた走りが本物であることを証明するチャンスなんだ」
ジョビナッツィは2017年にパスカル・ウェーレインの代役としてザウバー(現アルファロメオ)からF1デビュー。2戦に出場した。その後は本格的なレース参戦の機会はなく、フェラーリの開発ドライバーを務めていた。
「今シーズンは彼のポテンシャルを最大限発揮する機会に恵まれていないが、考慮すべき様々な側面がある」とビノットは続けた。
「まず第一に、彼は2年間レーストラックで活動することができなかったことも関係しているだろう。これは最も重要なことだ」
「我々は彼が予選のパフォーマンスで進歩を続けて、徐々にキミに近付いているのを見てきた。一方でレース、特にホイール・トゥ・ホイールの場面(バトル)では、改善の余地がある」
「これらは2年間レースに出ていなかったことによる自信の欠如だと思っているが、本当に重要なのはポジティブな傾向が見られていることだ」
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