現在ロードレス世界選手権Moto3クラスに、Honda Team Asiaから参戦中の鳥羽海渡。今季でMoto3参戦3年目となるが、4年目となる2020年シーズンはRed Bull KTM Ajo(アヨ)へ移籍する事が発表された。これまではホンダ陣営で戦ってきた鳥羽だが、来季からはKTM陣営へ加わることになった。
鳥羽は2014年にアジア・タレントカップでタイトルを獲得すると、その後FIM CEV選手権とレッドブル・ルーキーズカップへの参戦を経て、2017年からMoto3デビューを果たした。
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そして今季、鳥羽は開幕戦カタールGPの際にキャリア初優勝。軽量級クラスで12年ぶりの日本人ライダーの勝利を挙げるという快挙を達成した。その後も鳥羽はシングルフィニッシュを重ねたが、クラッシュに巻き込まれるなどの不運もあったため、現在はランキング16位にとどまっている状況だ。
今回公表された移籍先であるRed Bull KTM Ajoは、軽量級クラスでは2008年、2010年、2012年に、Moto2クラスでは2015年と2016年にライダーズタイトルを獲得している強豪チームだ。何より現在MotoGPでタイトルを欲しいままにしているマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)の所属していたチームでもある。
移籍にあたってチームマネージャーのアキ・アヨと鳥羽は以下のようにコメントを寄せた。
■アキ・アヨ
「来シーズン、海渡を我々のチームへ迎え入れることができ大変嬉しく思う。彼は若く才能に溢れており、我々はその姿をレッドブル・ルーキーズカップやアジア・タレントカップの頃から目にしてきた」
「世界選手権においても、今シーズン優勝を果たすなど、彼は既に素晴らしいポテンシャルを示している。Moto3というカテゴリーは競争が激しく、接近している。我々は経験があり、そして闘争心のあるライダーを必要としているんだ。2020年には彼が先頭を争う姿を目の当たりにできることを期待している」
■鳥羽海渡
「2020年からRed Bull KTM Ajoに参加できてとても嬉しいです。このチームは過去に何人もの素晴らしいライダーを輩出してきましたし、いくつもタイトルを獲得しています。ですからそういったチームの一員となれることを誇りに思います。チームと共に仕事を始めるのが本当に楽しみです。来年の目標はどのセッションでも競争力を発揮し、毎戦で可能な限りベストなリザルトを獲得することです」
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