MotoGP第13戦サンマリノGPのMoto2クラス決勝が行われた。優勝したのはアウグスト・フェルナンデス(FLEXBOX HP 40)でポイントリーダーのアレックス・マルケス(EG 0,0 Marc VDS)との点差を縮めた。長島哲太(ONEXOX TKKR SAG Team)は14周目の転倒によりリタイアとなった。
前日に行われた予選では、ファビオ・ディ・ギャナントニオ(+Ego Speed Up)がキャリア初のポールポジションを獲得。タイトルを争うアレックス・マルケスとフェルナンデスがフロントロウに並んだ。長島は5番グリッドからのスタートとなった。
■長島哲太が2020年のMoto2継続参戦を発表。ロウズはマルクVDSへ移籍
25周の決勝レースがスタート。ディ・ギャナントニオが首位で1コーナーを抜け、フェルナンデス、トーマス・ルティ(Dynavolt Intact GP)、レミー・ガードナー(ONEXOX TKKR SAG Team)、マルケスというオーダーとなった。
長島は6番手を走行していたが、徐々に後退。2周目終えた段階で13番手までポジションを落としてしまった。
フェルナンデスはディ・ギャナントニオの後ろにぴったりとつけて追走。そこにマルケス、そして7番手スタートのルティが続き、4台による先頭集団が形成された。
アダム・ノルディン(Petronas Sprinta Racing)が最終コーナーで、マルコ・ベッツェッキ(Red Bull KTM Tech 3)がターン4で転倒。2台のマシンが立て続けに戦列から離れることとなった。
フェルナンデスは9周目についにディ・ギャナントニオをパスして先頭に立つも、ディ・ギャナントニオは負けじと抜き返した。そして2番手以下とのギャップを築こうと、ペースを上げていった。
11周目、入賞圏内を走行していたガードナーが1コーナーで転倒を喫した。さらにニッコロ・ブレガ(SKY Racing Team VR46)も転倒し、レースは荒れ模様となってきた。
マルケスに一旦はかわされていたフェルナンデスだったが、13周目に再び2番手に浮上。ディ・ギャナントニオを追撃する体勢に入った。
そして14周目には、14番手を走行していた長島も転倒。ONEXOX TKKR SAG Teamは両名とも転倒と、チームにとっては厳しいレースとなってしまった。
レースは残り10周を切り、ディ・ギャナントニオとフェルナンデスの一騎討ちの様相を呈してきた。お互いにペースをコントロールしながら膠着状態を保っていたが、残り2周でフェルナンデスがスパートをかけ、激しいバトルに発展していった。
フェルナンデスはファイナルラップの2コーナーで一瞬ディ・ギャナントニオの前に出るも、ディ・ギャナントニオは続くコーナーでしっかりとクロスラインをとり、首位の座を守った。さらに14コーナーでもフェルナンデスはインに飛び込んだが、2台は接触。体勢を崩したディ・ギャナントニオはこれ以上彼を追走することができなかった。
トップチェッカーを受けたのはフェルナンデス。イギリスGPに続く2連勝となった。ディ・ギャナントニオは悔しい2位となり初優勝を逃したが、レース後にフェルナンデスと互いの健闘を称え合った。3位はマルケス。タイトル争いにとって大きな意味を持つ表彰台となった。ランキング上ではフェルナンデスと同ポイントだったルティ、ナヴァッロはそれぞれ5位、7位に終わり、マルケスとのポイント差が離れてしまった。
なお、最終ラップのターン14でのインシデントは審議対象となっている。
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