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【MotoGP】ロレンソ、不振の原因は“安定感の欠如”だとチームマネージャーに反論

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【MotoGP】ロレンソ、不振の原因は“安定感の欠如”だとチームマネージャーに反論

 2年間のドゥカティ時代を経て、今季からレプソル・ホンダへ移籍したホルヘ・ロレンソ。しかしロレンソはホンダ・RC213Vへの適応に苦しんだ。彼はトップ10フィニッシュも果たせていない状態が続いていたが、そこに追い打ちをかけるが如く、胸椎骨折を負って4戦を欠場してしまった。

 そんな中、チームマネージャーのアルベルト・プーチはロレンソに足りないものは技術ではなく“度胸と意欲”だと発言。こうしたコメントがロレンソに届くことは避けられなかったが、彼は怒りを見せることはなく、苦戦の原因について語った。

■ロレンソに足りないモノは“度胸と意欲”! チームマネージャーのプーチが指摘

「彼はこのチームのボスたる人物だし、僕も凄く尊敬しているよ。このバイク、そして業界について多くを知っているからね」

「だけど僕がこのマシンでリスクを取っていない、取ろうとしていないとは他の誰にも言うことはできない。僕は大きなクラッシュを喫しているけど、それは良い結果を出そうとトライしていったからだ」

「恐らく問題はそこにある。僕はバイクのことを正確に理解する前にプッシュしすぎた。それが僕がクラッシュし、怪我をした理由だ」

「これ(負傷)がすべての物事をより難しくしてしている。この状況はすべて負傷に起因しているんだ。怪我がなければ、僕は優勝は別としても、何度か表彰台やトップ5フィニッシュをすることは可能だったはずだ」

 ロレンソは2018年に負った負傷によって、プレシーズンテストからシーズン前半を棒に振ったと話す。彼は2018年の終盤に手首の骨を折ると、その後もオフシーズンのトレーニング中に舟状骨を骨折してテストを欠場。さらに開幕戦カタールGPでは肋骨骨折と幾度も負傷を重ねた。それにより、ロレンソはフィジカル面を鍛えた状態でホンダのバイクに乗る機会を失ってしまったと言えるだろう。

「ホンダのマシンに乗って100%フィットしたことはこれまでに無い。だから僕の限界までプッシュすることができないんだ。MotoGPではマシンを快適に感じられないと、こうして難しい状況になるんだ」

「これが現時点でのホンダでのフィーリングだ。安定性を感じられないし、特にそれはマシンのフロントエンドで顕著だ。難しい状況……特に怪我も相まって、リザルトはかなり悪いものになってしまった」

 ロレンソはイギリスGP終了後に行われたミサノテストを、僅か半日で切り上げている。これには体調のさらなる悪化を避けたいという思いがあった様子だ。

「テストを続行することも可能だったけど、(イギリスGPの)レース後の4日では負傷箇所の炎症が収まるのに十分な時間がないと全員が考えたんだ」

「僕は自宅で次の3日ほどを過ごして、少しずつだけど体調が良くなっていく事を感じられた。3週間前よりも調子が良かった。ただバイクに乗った時にどう感じられるかはまだ分からない」

「体調は大丈夫だし、徐々に良くなってきている。でもまだ完璧なわけではなくて、元に戻ってきている程度だ。怪我を治して、完璧な身体を取り戻すにはもっと時間が必要だと思う」

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