ツインリンクもてぎで行われた2019全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦の決勝レース。2戦連続でポールポジションからスタートしたアレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING)は4位でレースを終えたが、ネガティブな結果ではないと語った。
予選ではコースレコードを塗り替える速さをみせたパロウ。決勝でも優勝候補の筆頭に挙げられていたが、序盤から思うようにペースが上がらず、2番手の平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)に追われる展開となった。
■SF第5戦もてぎ|平川亮、キャリア初優勝! ランク首位にキャシディが浮上
「スタートして5周くらい経ってから平川選手が追いついてきた。タイヤなどのケアも気にしながら走ったけど、全体的にもう少しペースを上げたかった。途中からタイヤの性能が劣化し始めて、苦しくなった」
「それに彼(平川)のペースの方が速いということは分かっていたから、もしかすると抜かれるかもしれないと思った。今週は彼らのペースもすごく良かったから、(万が一抜かれたとしても)自分のベストを尽くしてポジションを少しでもキープすることに集中した」
そうレース前半を振り返ったパロウ。結局23周目にオーバーテイクを許し2番手に後退。その際に一瞬ペースが落ちたが、この時は自身のミスでタイヤをロックさせてしまいスピードダウンしてしまったことが原因だったという。
さらにピットストップを終えたレース後半に小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)、ニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)の先行も許し、最終的には4位フィニッシュとなった。
パロウは、悔しがる表情を見せつつもポジティブな部分もあったとして、この結果を前向きに捉えていた。
「決して悪い結果ではなかったと思う。ホンダ勢の中では最上位だったし、チャンピオンシップのランキングも3位を維持できた。トップとは9ポイント差でチャンスがあると思っている」
「そういった部分ではハッピーだけど、まだまだ課題はある。今回は全体的にトヨタ勢が速かったし、タイヤが消耗して苦しくなってしまった場面もなんとかしなければいけない。それでもできることはやったし、後悔はあまりない」
これで今季の合計ポイントを20としたパロウはランキング3位をキープ。ランキング首位との差を9ポイントに縮めた。パロウはチャンピオン争いに加われることを光栄に思いつつ、次回の岡山に向けて気を引き締めていた。
「これだけ素晴らしいメンバーとチャンピオンシップを戦えることは嬉しい。次の岡山はそこまでオーバーテイクができないと思うから、予選がかなり重要になる。そういった部分もしっかりクリアして、何とか最後までチャンピオン争いに留まれるようにしたい」
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