雨で混乱のレースとなったF1第11戦ドイツGPの序盤、ピットストップをこなしたフェラーリのシャルル・ルクレールは、コースに復帰する際にハースのロマン・グロージャンの進路を妨害してしまった。グロージャンはピットレーンで急ブレーキを強いられ、ポジションを落とすことになった。
ルクレールのピット作業は、”アンセーフリリース(安全ではない発進)”と見なされ、審議対象となったが、スチュワードはフェラーリに対して5000ユーロ(約60万円)の罰金を科すことを決めた。
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しかしこのペナルティでは十分な抑止力とはみなされず、こうした前例が生まれたことで、今後は各チームがピットアウト時にリスクを冒すようになるのではないかと懸念されていた。
第12戦ハンガリーGPの際にF1レースディレクターのマイケル・マシと各チームが話し合った結果、今後レース中のアンセーフリリースにはタイム加算ペナルティのみが科されることになるという。
マシは、アンセーフリリースがレース中の順位などに影響を与えなかった場合でも、違反だとみなされると明言した。
「とても良い議論ができた。実質的に今回(ハンガリーGP)から、レース中にアンセーフリリースがあったと判定された場合、競技上のアドバンテージがあるかどうかに関わらず、タイムペナルティが科せられる。今季前半のことは忘れてほしい」と、マシは説明した。
「全チームとチーム代表が同じことを認識しており、それに満足している」
マシはドイツGPでフェラーリに対して罰金を科したことについて、正しい裁定だと考えていたものの、チームが満場一致で変更を求めるならば、今回のようにFIAのアプローチを変えることをいとわないと述べた。
「私は意見に耳を傾けることができる。全チームが我々にアプローチの変更を求めた場合、これまでに何が行われていたかに関係なく、我々はそれに満足だ」
「だから私としては問題ない。フリー走行や予選でのアンセーフリリースは別だが、レースではタイムペナルティを言い渡すことになる」
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