スーパーフォーミュラ第5戦もてぎは真夏に行う大会らしく強い日差しに包まれ、気温・路面温度が共に急上昇。そんな中で行われた予選だったが、タイヤはきちんと機能し白熱のアタック合戦が展開された。
そうした高温のコンディションでも、福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は走りのフィーリングは悪くなかったと語る。ただ、ポールポジションを獲得できるほどのモノとは思っていなかったという。
■連続PPから連勝を狙う……パロウ「Q3ではトラフィックに遭わないよう祈った」
「昨日の走行から、さほど悪くないフィーリングでした。ミディアムタイヤでずっと走行していたんですけど、ポールポジションは見えてこないな……Q3に行っても5番か6番くらいかなという感じだったので、もうちょっとなんとかしないといけないという感じでした」
「昨日ミディアムを履いて走って、今日午前中にはソフトで履いて少し走ったんですけど、その中でもうまくタイムを伸ばすことができませんでした。新しいタイヤを履いてもパロウ選手のタイムには全然届かない感じだったので、予選は厳しくなるのかもしれないと思って臨みました」
彼はポールポジションを獲得したアレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING)には敵わなかったとしつつも、自身の走り次第では2番グリッドは狙えたはずだと、悔しさも滲ませた。
「Q1では悪くないタイムで走れて、通過だと思ってたんですけど……最後に他車に妨害されてしまったのでギリギリ11番手だったんです」
「そこはなんとか通って、Q2ではソフトタイヤのフィーリングも良かったです。(タイムも)トップだったんですけど、あのラップは自分の中でも精一杯のタイムだったので、そこから速い選手が来るんだろうなと思いつつでした。Q3に行って、そのQ3もうまくまとめられたかなと思ったんですけど、パロウ選手には敵わなかったです。という風にちょっと悔しい部分もあります。それから、どうにか僕のドライビング次第ではもうちょっとで2位になれたかもしれない。そこはちょっと悔しい予選でした」
この予選では、トラフィックに引っかかったことでタイムを縮めきれないドライバーも散見されており、予選戦略の重要性が浮き彫りになったが、福住もこうした問題には悩まされていたと明かした。
「Q2とQ3では凄くそれ(戦略)に迷いました。それこそセットアップよりも気になったんです。エンジニアと『どうする? こうする?』って感じで迷っていました。結果、アウト(ラップ)→ウォーム(アップラップ)→プッシュ(アタックラップ)の順で行ったんですけど、周りの選手とシンクロしていたのでその(トラフィックの)影響はなく走れました」
「でも、Q2で思いの外いけてしまったせいで、アウト→プッシュは試さなかったんですけど、ふたり(パロウと平川亮)の話を聞いているとそれをやっておけばよかったのかな、という部分もあります」
福住は決勝に向けての戦略は「僕は(戦略について)言うことは無いです、今から考えます」と話し、検討事項だとした。
「それか、今年のレースの流れ的には(チームメイトの山本)尚貴さんと同じストラテジーを採れば前に行けるかもしれませんね(笑)」
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