F1第12戦ハンガリーGPは、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がマックス・フェルスタッペン(レッドブル)を逆転して優勝。メルセデスが今季10勝目を挙げた。一方でフェラーリはセバスチャン・ベッテルが3位、シャルル・ルクレールが4位に入ったものの、ハミルトンからは1分以上遅れてのフィニッシュとなった。
フェラーリはこれで、今季未勝利のままサマーブレイクに突入したこととなった。メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフは、夏休み明けに控えるベルギーGPとイタリアGPは、コース特性の観点からこれまでとは全く違った展開になると考えている。
「おそらく(ハンガリーは)彼らに合っていないトラックだったんだ」とウルフは語った。
「彼らにはとても力強いエンジンがあるし、ドラッグ(空気抵抗)も少ない。だからスパとモンツァではフェラーリの様子を見ようと思う」
「(ベルギーとイタリアでは)今とは全く違った話題を提供することは間違いないだろう」
ウルフはパワーが物を言うコースがフェラーリに合っていると感じており、メルセデスも弱点を改善する為、夏休みを完全に満喫している場合ではないと付け加えた。
「我々にとって難しいレースになるだろう。だからこそ今この瞬間を楽しみつつ、競争力を発揮するために、スパまでに問題を解決しなけれならない」
一方、フェラーリのマッティア・ビノット代表はハンガリーGPを終えて、メルセデスから1分以上離されてしまった一因をダウンフォースの不足だと語った。
フェラーリで5年目のシーズンを戦っているセバスチャン・ベッテルは、ハンガリーでの苦戦はさほど驚きではないと語った。
「確かに、僕たちはストレートでの競争力が高い。(予選では)メルセデスやレッドブルと比較して、ストレートエンドで6、7km/h速い」
「でもコーナーでは大きくロスしてしまっているんだ」
「(空力)効率が重要となるトラックもいくつかある。でも(ハンガロリンクは)効率の悪いマシンが報われるトラックだった」
「それ(ダウンフォース不足)がパフォーマンスを失った原因だった。レースではマシンがスライドしていてそれが顕著に表れていたし、そのせいでタイヤがすぐにダメになってしまった」
「だから(ハンガリーGPでは)アドバンテージがなかったし、ここ何レースかそういったものを見てきたので、さほど驚きではなかった。僕たちは落ち着いて仕事を進めていく必要がある」
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